シルクロード鉄道旅行-第7弾(タシケント→ブハラ・ウルゲンチ)(6)

N9列車(ブハラ駅)
4日目

ブハラ→タシケント

 朝、ホテルを出て旧市街の路地を抜け、ラビハウズ近くのタクシー乗り場からタクシーに乗り込む。15分ほどでブハラ駅に到着する。
 ホームに立っていると、いくつもの貨物列車が通過して西へと向かうのが見える。トルクメニスタンへ行くのだろうか?確かに線路自体は、このまま西に続き、トルクメニスタンへと続いている。しかし旅客列車に限れば、ここから西へと向かう列車は存在しない(2008年4月現在)。少しもどかしい思いで貨物列車を見送る。

 やがて、ディーゼル機関車に牽引されたタシケント行きのN9列車が、タシケント方向から入線する。今回もSHARQ車両に乗る。しかし、列車内は前回のN10列車よりも豪華だ。2人一組の座席が通路を挟んで左右に並んでいるのは同じだが、座席のクッションはフカフカで、小型テレビが2座席に1台備わっている。おまけに、特急列車をあしらった箱入りのティッシュまで備え付けられているのだ。

 8時4分、列車はブハラを出発する。しばらくは草原の景色が続くが、やがて砂漠に入る。北西のウルゲンチから来た線路に合流すると、9時6分にナヴォイに到着する。今までは空席も目立っていたが、ナヴォイからほぼ満席になる。9時9分に出発する。車窓に広がる草原の景色には、農家の家々が点在する。10時55分、サマルカンドに到着する。向かいのホームには、この列車とは反対に西へと向かう列車が停車している。
 機関車交換などのためにしばらく停車した後、11時10分に発車する。しばらくして鉄門の峡谷を通過し、再び草原の景色が現れる。放牧された牛の大群も見える。13時30分頃にはギルスタンを通過し、14時過ぎにはシルダリヤを渡る。やがて列車は巨大な車両基地の側を通過してタシケントの市街地に入る。そして14時48分、ほぼ定刻でタシケントに到着する

 タシケント駅から地下鉄ウズベキスタン線に乗ってチョルスーで下車する。スーツケースを背負っているという、いかにも旅行者風のいでたちのおかげか、ホームで警官にパスポートをチェックされる。チョルスー駅を地上に出ると、そこはバザールだ。野菜・果物などの食料品はもちろん、靴や日曜雑貨に至る品々も全てここで売られている。バザールを抜けた所には、タシケントの旧市街地がある。
 スムの所持金が少なくなったのでバザールの隅にある両替所に行く。貼り紙には日本円の両替レートが示されているにもかかわらず、1万円札を見せると、「こんなお金、見たこともない」という感じで拒否される・・・。その様子を見かねた警官や両替ブローカー(?)のおじさん達が集まって来て、携帯電話であちこちに電話するなどして掛け合ってくれたのだが、だめだった。警官が近くにある別の両替所を教えてくれたので、そこに行ってみると、あっさり両替に成功・・・。こうして苦労して手に入れたスムの束は、やはり重かった(1000スム紙幣が100枚以上もあるのだ・・・)。
 チョルスーから再び地下鉄に乗ってティムール広場に向かう。降りた各駅で警官にパスポートをチェックされる・・・。やはり、この格好は怪しまれるようだ。

続く
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