下野・会津 鉄道と温泉の旅(1)

画像
1日目

北千住→龍王峡(東武鉄道・野岩鉄道)

 北千住駅のホームに快速列車が入って来る。日光・新藤原行きである。この日は連休の谷間であり、また下り列車でもあるので乗客は比較的少ない。北千住を発車した列車は、荒川を渡り、みるみる間に埼玉県に入る。沿線の建物は高さが低くなり、密集していたものが点在するようになる。都会を離れてゆくこの瞬間は、いつも楽しい。
 東武動物公園で伊勢崎線と分岐して日光線を北上する。利根川を渡り、渡良瀬遊水地の脇を抜けると、もう栃木県だ。新栃木で宇都宮線と分かれた後は、周囲に野山が多くなり、ローカル線の雰囲気が強くなる。北千住を出てから1時間30分余り、ようやく下今市に到着。ここで日光行きの車両と切り離される。下今市を出ると各駅停車となり、鬼怒川沿いに北上する。やがて川の両岸に大きな建物群が現れる。鬼怒川温泉街だ。列車は鬼怒川温泉駅に到着。乗客のほとんどはここで降りてしまう。鬼怒川温泉を過ぎると、さっきまでの賑わいが嘘のように再びのどかな風景が広かる。そして終点の新藤原に到着。
 新藤原から先は野岩鉄道となる。会津田島行きの普通列車に乗る。出発するとすぐに列車はいくつものトンネルを抜ける。そして、あるトンネルの出口に列車は停まる。ここが龍王峡駅である。

続く
目次へ

北千住~龍王峡


北千住


下今市


新藤原

"下野・会津 鉄道と温泉の旅(1)" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント