シルクロード鉄道旅行-第1弾(北京→西安)(14)

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大雁塔

 西安市内に戻ってきたツアー一行は、最後に慈恩寺に行く。ここは7世紀に建てられた寺で、その中心には西安市内を見下ろす大雁塔が立っている。中国で寺に行くのはこれが初めてである。建物や仏像のデザイン・参拝方法などには日本と異なる点が多いが、それでも懐かしさや親しみを感じずにはいられない。日本の仏教は中国を経由して伝来したからだろう。
 早速、塔に登る。(ちなみに塔へ登るには、寺の入場料とは別料金が必要である。)ツアーゆえにあまり時間も無いので、やや急いで登る。7層ある塔を一気に登りきると、さすがに息が切れる。だが、頂上からの眺めは素晴らしい。高層建築の少なかった昔、それゆえに眺望もはるかに良かったであろう昔、人々はここから見る長安の都をどのように眺めたのであろうか?
 下界へ戻って来ると、塔へ登ったのは一行の中で結局私一人だったことがわかった。そう言われてみると、この私ですら一行の中では最も若輩者であったのだ。

 ツアーは無事に終了した。とても疲れているのだから早く休んでしまえば良いのだが、胃袋がそれを許さない。西安の名物料理は意外にも餃子である。(ただし水餃子である。中国では水餃子が主流なのだ。)その餃子のフルコースが餃子宴と呼ばれるものである。鐘楼の近くにある餃子の専門店へ行き、餃子宴を注文する。色とりどりの餃子、変わった形の餃子、種々の餃子が次々と出てきて飽きることがない。こうして西安での長い一日が終わる。

続く
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