ヨーロッパ横断鉄道旅行-第7弾(ミュンヘン→ミラノ)(23)

ランドヴァッサー橋(2)
トゥージス→フィリズール

 トゥージスを出発すると列車は大きく左カーブしてライン川を渡る。ライン川とはこれでお別れだ。を見下ろしながら再び山道を登り始め、今度はライン川の支流・アルブラ川の渓谷に沿って走る。
 もはや芸術的と言えるアーチ橋をいくつも渡り、右へ左へとカーブして、そして山腹に穿たれたいくつものトンネルを抜けて、列車はアルプスの谷間を縫うように進んで行く。13時46分、ティーフェンカステルに停車。

 列車は川沿いの崖上を走るかと思うと、なだらかな起伏のある草原を進む。沿線にはティーフェンカステルを初めとしてのどかな山里が散在する。
 列車の行く手に、切り立った崖とアーチ橋が現れた。崖にはトンネルが穿たれていてアーチ橋に接続している。これがベルニナ線の名所の一つ、ランドヴァッサー橋だ。そう気づいた時には、先頭車両は既に橋を渡り終えてトンネルに飲み込まれようとしている。続く車両も次々と飲み込まれてゆく。ついに私の乗る最後尾の車両が橋を渡る。見下ろすと、アルブラ川に注ぎ込むランドヴァッサー川の濁流がはるか下方に迸っていた。

 トンネルを抜けると、左から線路が合流して来る。これはダヴォス会議で有名な保養地・ダヴォスからやって来た路線である。13時59分、フィリズールに停車。ダヴォス行きの列車は隣のホームに停車している。

続く
目次へ


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント