ヨーロッパ横断鉄道旅行-第7弾(ミュンヘン→ミラノ)(4)

ザルツブルク行き快速(ミュンヘン駅)
3日目

ミュンヘン→プリーン

 3日目、ついにミュンヘンから去る日が来た。地下鉄でミュンヘン中央駅まで行くと、地上に出てDB線乗り場である巨大なドームに入る。ICEも含めて様々な列車が並んでいる中を歩いて前方に向かう。オーストリア鉄道が誇る高速特急・Railjetも停車している。ホームの前方には、さらにそこから張り出した別のホームがある。ザルツブルク行きの快速列車がそこに停車していた。

 9時42分、快速列車が出発する。列車はミュンヘン駅の巨大な構内を抜けて西に進むが、ドナースベルガー・ブリュケというSバーンの駅を通過すると、左に分岐して大きく旋回し、今度は東に向けて進む。イーザル川を渡ると、9時49分、ミュンヘン東駅に停車する。ベルク・アム・ライムの手前で北にある空港へと向かうS8(1日目を参照)と分岐し、ベルク・アム・ライムを通過した後は、エアディングに向かうS2と分岐して右に進む。
 線路はほぼ直線、辺りは郊外の住宅地になる。10時6分、グラーフィングに停車。S4がここから左に分岐して、わずか1駅先のグラーフィング・シュタット(グラーフィングの町の中心にある)に向かう。我が快速列車はそのまま進み、ミュンヘンのSバーン区間に別れを告げる。辺りは次第に丘陵となり、10時12分、アスリングに停車。緑の草原が広がる。放牧された羊の姿も見える。10時18分、オスターミュンヘンに停車。次いで、10時23分、グロースカロリーネンフェルトに停車する。

 再び密集する住宅地が姿を現し、右から線路が合流して来る。これはブルックミューレ方面からマングファル川に沿ってきた路線だ。そして列車は、10時28分、ローゼンハイムに停車する。
 ローゼンハイムを出発すると、すぐに大きな三角形のジャンクションに入る。この列車は左に分岐して、右からの合流を受け入れ、すぐにイン川を渡る。イン川はスイス東南部を源として、オーストリア西部を東に進むと北上してドイツに入り、パッサウでドナウ川に注ぐ。先ほどのジャンクションで右に折れた場合は、このイン川に沿ってオーストリアのインスブルックへと至る。実は、ザルツブルクからやって来るオーストリアの高速特急Railjetは、ローゼンハイムに停車することなくこのジャンクションを経由してインスブルックへと向かう。同じオーストリア国内の都市を結ぶ列車が、なぜドイツを経由するのか?その理由は、しばらく後に語ることになるだろう。

 さて、イン川を渡った我が列車は、シムス湖という小さな湖を右手に見ながら進み、10時42分にバート・エンドルフに停車する。丘陵の中の小さな町を通過すると、少し大きな町・プリーンに停車する。10時48分。私はここで下車する

続く
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