ヨーロッパ横断鉄道旅行-第1弾(イスタンブール→アテネ)(8)

セレス→テッサロニキ(6)
ドラマ→テッサロニキ

 ドラマを出発した列車は、いったん南西に向かった後、北西に進路を変える。丘陵が点在する平原を通る。丘陵は大きな崖になっていることもある。時折、羊の群れが見える。9時34分、セレス(またはセレ)に停車する。セレスを出ると、北へと進路を変える。赤い屋根の家屋が建ち並んでいるのが見える。アレクサンドゥルポリを出発してから目にする家屋は、いずれも赤い屋根を戴いている。ストリモンを通過すると、まもなく川の手前にある分岐点に差し掛かる。ここをまっすぐ北に進むと、川沿いに北上してブルガリアに至る。列車は分岐点を西に折れ、川を渡る。川の流れも西へと向きを変え、やがてに注ぎ込む。
 列車は平原をさらに西に進んだ後、南に向きを変える。線路から西にほんの数km行った所は、もうマケドニア共和国である。この辺りはギリシャ・ブルガリア・マケドニア共和国が国境を接する地域だ。平原には赤い花が咲き乱れ、丘の上には発電用の風車が回転している。
 時刻表を見ると、列車は約1時間30分以上も遅れている。そのためだろうか、今までにないくらいのスピードを出して列車は平原を突っ切っている。やがて辺りには市街地や工場が多く建ち並ぶようになる。そして列車は南東に向きを変え、まずは旧ユーゴ方面からマケドニア共和国を経由して南下してきた線路と合流、次いでアテネ方面から北上してきた線路と合流する。テッサロニキは行き止まりの駅であり、どの方面に向かう線路も、テッサロニキの北西で分岐・合流するのである。今列車が通過中の本線の横には構内線が数多く並び、その上にはたくさんの車両が待機している。その多くに大きな落書きが書かれているのが残念だ・・・。そして、11時3分、列車はテッサロニキに到着する

 列車の先頭に行ってみると、牽引していたのはやはりディーゼル機関車であった。車体の横にはOSE(ギリシャ国鉄)のデザイン文字が描かれている。

続く
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