シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(14)

ネイシャーブール→シャフルード(1)
7日目

マシュハド→シャーフルード

 朝5時過ぎ、Mさんとホテルのロビーで待ち合わせて出発する。空はまだ真っ暗だ。5時20分にはマシュハド駅に到着する。しばらくは一般の待合室で待っているが、5時30分になると検札が始まり、乗客は特別の待合室に入る。5時40分になると、ホームに通じるドアが開く。マシュハドのような大きな駅では、このような順番で列車に乗るのが普通らしい。
 駅舎すぐ脇のホームからいったん地下通路に下りて、奥のホームに向かう。そこには、テヘラン行きの特急列車が既に入線していた。空はようやく明るくなりかけている。列車内は、通路を挟んでソフトな座席が2列ずつ並んでいて、天井にはテレビも付いている。日本の特急列車と比べても全く遜色ない。マシュハドとテヘランを結ぶ列車は1日に10往復以上あるのだが、この列車のようにスピードの速い昼行列車は少ない。そのためか、早朝にもかかわらず、座席はほぼ満席だ。

 6時10分、列車が出発する。まずは南に向けて走り出す。この列車はディーゼルエンジンで動いているのだが、ぐんぐんスピードを上げる。おそらく時速100kmは超えているだろう。マシュハド郊外の広い野原では、既に羊の放牧が始まっている。やがて、サング・バストの近くで線路は東西に分岐する。西に向かう線路はサラフスに通じている。2日前、私達が旅した線路だ。そして、この列車は東に向かう線路に入る。
 広い平原がどこまでも続く。線路脇には赤や紫の花が咲き乱れ、遠くには山々発電用の風車の姿も見える。
 7時過ぎ、朝食が運ばれて来る。食事はサービスである。

 7時20分、ネイシャーブールに到着する。ネイシャーブールは、ササン朝ペルシアのシャープール1世によって作られた古い町で、今でもオマル・ハイヤームなどイランの有名な詩人の霊廟があることで知られている。
 ネイシャーブールを出ると、しばらくは美しい山脈を遠景に緑の平原が広がっているが、やがて辺りの大地は乾燥し、そして砂漠の風景へと変わって行く。地理的には、ホラサーン地方からセムナーン地方へと移り変わる。
 10時27分、シャーフルードに到着する。

続く
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マシュハド~ネイシャーブール



サング・バスト付近



ネイシャーブール~シャーフルード

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