シルクロード鉄道旅行-第5弾(アルマティ→シムケント)(4)

11列車を牽引する機関車
アルマティ2駅

 コクトベから下りると、いよいよアルマティ2駅に向かう。アバイ大通りを西に歩き、アブライ・ハン大通りに折れて北上する。駅までの距離は結構あるので、ここでトロリーバスに乗る。駅の方へ向かうバスであることはわかっていたが、どこが最寄りのバス停なのかがわからず、途中で何となく降りてしまう・・・。
 再び通りを歩き始めると、(この町の基準では)小さな公園を発見する。一面にチューリップが咲き乱れていて、とてもきれいな眺めだ(写真はほんの一画を写したものにすぎない)。

 そして、ようやくアルマティ2駅に到着する。前年の夏の朝、中国からの列車で降り立ったのは、まさにここであった。再び緊張と興奮がよみがえる。早速、中に入る。広い待合室の電光掲示板には、列車の出発時刻と切符の残数が表示されている。待合室の奥の窓口では、当日出発の列車の切符が売られていて、大勢の人々が並んでいる。私はベンチに座って、ひたすら列車が来るのを待つ。
 17時20分頃、屋外のホームへ向かう通路に人々が集結し始める。駅に改札口は存在しない。誰でもホームには行くことができるのだ。人々がホームに行かないのは、この時になって雨が降り始めたからだ。
 17時30分頃、人々が動き始めた。私もホームへと向かう。すっかり雨で濡れたホームに、1台の電気機関車が入線する。そして機関車は、シムケント行き11列車連結する。それを見届けてから、私は後方へと向かう。食堂車から2つ後ろの車両が、私の乗る一等車だ。駅には改札口はないが、各車両の入口には車掌さんがいて、切符はここで必ずチェックされる。この切符には実に様々な情報が書かれているのだが、文字の大小がほとんど無く、素人目にはどこに何が書かれているのかさっぱりわからない。だがチェックはすぐに終わり、いよいよ座席に向かう。
 座席は以前に乗ったウルムチ-アルマティ間の列車と同様、2人用のコンパートメントだ。窓のカーテンやお茶セットも全く同じである。そしてエアコンが無いのも・・・。まずはゆったりと腰を下ろして、出発の時を待つ。

続く
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