シルクロード鉄道旅行-第2弾(上海→敦煌)(12)

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6日目

莫高窟

 敦煌に来て、ここへ行かなかったら意味が無い。莫高窟はそのような場所である。私を乗せた車は、ホテルを出て東へ向かい、途中で南へと折れる。あれほど生い茂っていた木々が、あっという間に消えて、たちまち砂漠へと変わる。やがて右手に鳴沙山が近づいてくる。を隔てた向こう側にある鳴沙山の断崖に、人工的な穴がポツポツと開いているのが見える。これは石窟群だ。
 莫高窟に到着して車を降り、入口から奥に進んで行くと、断崖にびっしりと石窟が並んでいるのがわかる。表面がきれいに見えるのは、近年になって補修されているからだ。5世紀から15世紀にわたって造られた莫高窟の石窟は、その数492もあるが、公開されているのはその1割程度である。石窟の案内は、専門のガイドさんが行う。各石窟は施錠されているため、ガイドさんがセレクトした石窟しか見ることができない。1回の訪問で見学できるのは、せいぜい10窟にも満たない。
 だが、天然の岩に描かれた絵画の精巧さ、長い年月を経た今も残るその鮮やかさには、ただため息をつくばかりである。また1000年にもわたって造られてきたため、様式の異なる各時代の作品を見ることができるのも素晴らしい。
 旅行当時のメモによると、私が見学した石窟の番号は、16・17・96(北大仏殿)・112・130・172・205・257・432である。次に莫高窟に行く機会があったら、何番の石窟を見学できるか非常に楽しみである。

続く
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