シルクロード鉄道旅行-第2弾(上海→敦煌)(7)

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4日目

鄭州→西安

 鄭州もまた、南北と東西に向かう線路が交差する駅である。前回の旅で乗ったT231特快列車は、北京から南下して、ここから西へと向かったのだ。
 私の乗るT52特快列車は、鄭州を出ると西安までノンストップだ。どこまでも果てしなく続く平原を疾走する。8時40分頃、古都洛陽を通過。車内に案内の放送が流れているようだが、意味は全くわからない。鄭州を中心とする現在の中国河南省一帯は、かつて中原(ちゅうげん:「なかはら」ではありません、念のため)と呼ばれ、いくつもの古代王朝が興亡を繰り返した地である。この豊かで広大な大地が、これらの王朝を育んだのだということを実感する。(そう言えば、北宋王朝の都であった開封は、鄭州に到着する前に通過していたのだった。)
 辺りの景色が次第に山がちになってくる。10時20分頃、三門峡を通過する。ここは黄河流域の峡谷として有名な観光地だが、あいにくの雨模様で列車からは黄河を見ることはできない。
 陝西省に入ると、左手に秦嶺山脈が迫ってくる。樹木の少ない険しい山肌の間に、幾筋もの小川が流れている。アニメ等で描かれる「中国の山」のイメージそのものである。やがて辺りの景色が平坦となり、種々の建物が点在するようになる。そして目の前に大きな市街地が現れ、列車はその中にゆっくりと滑り込む。13時25分、西安に到着。予定よりも40分近く遅れている。

続く
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鄭州~西安

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