日本横断鉄道旅行(最東端の駅→本土最西端の駅)(42)

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西の海にて

 松浦史料博物館から東へ向かい、平戸港を見下ろす丘に登る。丘の上にある大きなホテルの屋上の露天風呂に浸かる。お湯は、近年掘られたという天然温泉だ。港の対岸には平戸城が見える。7日分の疲れが溶けて消えて行くのを感じる。いつまでも景色を見ていたいが、湯あたりしないうちに引き上げる。
 丘を下りて平戸港の入口へと向かう。途中にオランダ商館の跡があり、その脇には、オランダ岸壁と呼ばれる船着場の跡がある。今も階段がはっきりと残るその岸壁を見ながら、かつての港の賑わいを偲ぶ。岸壁に立つ私の隣では、魚を乾燥させる機械がカラカラと回っている。人の世の移り変わりを思わずにはいられない。
 港の先端にある常灯鼻に立つ。ここでは270度の海のパノラマが広がる。その澄んだ海や島々を見ていると、遠く根室の海から、この西の海にたどり着いたことを実感する。強い海風に吹かれながら高揚していく気持ちを、しばらくの間抑えることができなかった。
 港沿いの道をフェリー乗り場へと引き返し、田平方面へ向かうバスに乗る。バスは平戸大橋を渡り、平戸島に別れを告げる。

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続く
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この記事へのコメント

ノフ
2005年10月12日 02:39
すごく綺麗な海だね。

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