テーマ:シルクロード

シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(15)

5日目 さらば、アジア <ボスフォラス海峡>  久々にベッドの上で味わう心地よい眠りから覚めると、空は気持ちの良い青空だった。ホテルを出て、大通りの両替商で初めてトルコリラを手に入れる。たくさんのバスが集まるカドゥキョイのバス乗り場からボスフォラス海峡を眺めると、右手に海峡に突き出たハイダル・…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(14)

エスキシェヒル→イスタンブール  屋根のない列車側のホームでは、休憩や水を求める乗客達が夕闇の中に一斉に降り立ち、混雑している。一方、隣のホームでは、天井の照明が人気のないホームを明々と照らしている。さらにその奥のホームにYHTの列車が入線してきた。  だが停車時間は短く、ホーム上の乗客達はすぐに呼…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(13)

アンカラ→エスキシェヒル  アンカラ駅は首都の駅だけあって、構内は広く、建物も立派だ。駅には、この列車以外に数本の特急・急行列車が停車していたが、いずれも車両の外装は同じデザインだ。だが、それらの列車とは全く異なるのが、一番奥のホームに停車していたトルコ高速鉄道(YHT)の列車{%カメラdocomo%…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(12)

イェルキョイ→アンカラ  列車は、イェルキョイに4分間停車して、10時58分に発車する。ちなみに、イェルキョイから北に数十kmほど行った所にボアズカレという村がある。この村は、紀元前17世紀から13世紀にかけて中近東一帯を席捲した古代ヒッタイト王国の都・ハットゥシャシュがあった場所である。  イェルキョイを出ると、列車は西向…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(11)

4日目 カイセリ→イェルキョイ  今まで見た駅の駅舎の多くがクリーム色を基調にしているのに対して、カイセリ駅の駅舎はピンク色を基調にしている。Bさんとその家族は、ピンク色の駅舎の中に消えていった。私達の部屋には、Bさんの友人のCさんと私だけが残る。  列車はカイセリに20分停車した後、7時27…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(10)

エラズー→カイセリ  列車はすぐに出発する様子もないので、私もホームに降りてみた。エラズー駅の広いホームには、既に多くの乗客達が思い思いに歩き回っている。ホームを出た所には食料を売る売店があり、乗客達が長蛇の列をなしている。だが、ここではドルが使えず、何も買うことができない・・・。  17時38…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(9)

ムシュ→エラズー  ムシュには45分も停車して、11時15分に出発する。平坦な高原には、豊かな光景が広がる。刈られたばかりの牧草が何重にも積み上げられ、スイカ畑には無数のスイカが転がっている。  そう言えば、朝食がまだ出てきていない。だが、トルコの車両では、朝食はおろか食事は全く提供されないことが判…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(8)

3日目 タトワン埠頭→ムシュ  真夏だというのに、とても肌寒い。半袖姿の私には相当こたえる。前回書いたように、ワン湖は周辺の山々からぐっと下った所にあるが、それでも標高は1600メートルを超えている。  5時40分、タトワン埠頭駅のホームに列車がバックで入線する。やって来たのは、ワンまでの…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(7)

ワン埠頭→タトワン埠頭  列車がワン埠頭に到着すると、私達は荷物を抱えて慌しく列車を降りた。ワン埠頭駅の狭いホームは大混雑している。列車から降りてくる私達の他に、これからこの列車に乗り込もうとする人々がホーム上で待機していたからだ。  ここで説明しておこう。実は、イランからトルコへと続く線路は、ここワン埠頭で行き止まりに…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(6)

カプキョイ→ワン埠頭  列車はカプキョイを出ると、おそらくは標高2000メートルを超える高地から、徐々に山を下って行く。谷間には集落が点在し、羊が放牧されている。  さて、この辺で予定時刻と実際の時刻がどの程度ずれているのか調べてみることにする。イランではそもそも時刻表…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(5)

ラジ→カプキョイ  乗客の出国手続きは済んでいるはずなのだが、15時を過ぎてもラジを出発する様子は見られない。しかも乗客は外に出ることは許されないから、退屈な時間が続く。しばらくして、菓子と飲み物が配られる。3食プラスおやつ付きとは、なかなかサービスの良い列車である。  おやつを食べて一息ついていると、先程の出入国審査官が部…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(4)

2日目 タブリーズ→ラジ  タブリーズに停車してしばらくすると、税関の係官がやって来る。手荷物の検査かと思ったら、そうでもないらしい。Bさん達は係官に促されて外に出て行く。国境まではかなり距離があるが、何かの手続きが始まっているようだ。  退屈なので、私も外に出てみる。タブリーズ駅のホームは広…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(3)

テヘラン→タブリーズ  空はあっという間に真っ暗になり、沿線のイラン風(?)の民家の窓の灯りが奥ゆかしく感じられる。列車は市街地の中をしばらく走って、20時45分にテヘラン西郊の大きな駅に到着する。ゴムやイスファハーンなどイラン南部へ向かう路線はここから分岐しているようだ。  この駅を過ぎてから、夕食が配られる。メインは、定…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(2)

出発  車は大した渋滞に巻き込まれることもなく、17時40分過ぎにはテヘラン市街南部にあるテヘラン駅に到着する。前回の旅の終着駅だ。両手にたくさんの荷物を抱えた人々が、大きなターミナルの中に次々と吸い込まれてゆく。私達もターミナルに入り、とりあえずは待合室へ。と思いきや、Aさんは私の列車のチケットを持…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)(1)

1日目 テヘラン  ドバイを出発したテヘラン行きEK971は、次第に高度を下げる。真下には、乾燥して草木の少ない茶色の大地が、ますます大きく見えるようになる。10時25分(日本時間-4.5時間)、イマーム・ホメイニー空港に到着する。  前回の旅で陸路から入国した時のように指紋採取やら念入りなビ…
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シルクロード鉄道旅行-第9弾(テヘラン→イスタンブール)

はじめに  シルクロード鉄道旅行も、これでいよいよ大詰めとなる。前回の旅の終点・テヘランから出発し、トルコに入って、イスタンブールに至る3000km超の距離を、丸3日以上列車に乗り続ける長旅だ。体力的には相当きつかったが、様々に移り変わる景色や人々との出会いなど今回も楽しい経験をすることができた。そして、その旅の最後に見たイスタンブー…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(17)

9日目 テヘラン(2)  長かった旅も、今日が最後だ。ホテルの前の通りからは雪を戴いたアルボルズ山脈の美しい姿が見える。  前日と同様にターレガーニー駅から地下鉄1号線に乗って南に向かい、3駅目のイマーム・ホメイニー駅{%カメラdocomo%…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(16)

8日目 テヘラン(1)  この日からは、ガイドさんなしの単独行動になる。  まずは、ホテル近くのターレガーニー駅から地下鉄に乗る。テヘランの地下鉄は1号線・2号線・5号線の3系統あり、ターレガーニー駅はテヘラン市内を南北に走る1号線の駅だ。切符{%カメラdocomo%…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(15)

シャーフルード→テヘラン  反対側のホームに、テヘラン発マシュハド行きの列車がやって来る。車両は、この列車と全く同じタイプだ。この路線は単線なので、ここで待ち合わせる必要があるのだ。ちなみに、このシャーフルードという町は、エマームルードとも呼ばれている(ページ下のGoogle Mapでは「エマームルー…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(14)

7日目 マシュハド→シャーフルード  朝5時過ぎ、Mさんとホテルのロビーで待ち合わせて出発する。空はまだ真っ暗だ。5時20分にはマシュハド駅に到着する。しばらくは一般の待合室で待っているが、5時30分になると検札が始まり、乗客は特別の待合室に入る。5時40分になると、ホームに通じるドアが開く。マシュハドのような大きな駅で…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(13)

6日目 マシュハド  朝8時、ホテルを出て早くも観光に出かける。イラン第2の都市であり、イラン北東部ホラサーン地方の中心であるマシュハドは、人も車も数が多い。横断歩道があるものの信号のない交差点で両者は激突する。川の奔流のように止めどなく流れ込んでくる車。そのわずかなスキを衝いて続々と道路を渡る人の群れ。慣れない者にとっ…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(12)

サラフス→マシュハド  サラフスの町は、国境からやや北に行った所にある。鉄路や道路は、国境から南西へと伸びている。そんなわけで、サラフスの駅は町から15kmほど離れた所にある。12時30分頃、私達は駅に到着する。  サラフス駅は、警備の兵士がいるということを除けば、のんびりとした田舎の駅に過ぎない。…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(11)

越境(その2)  サラフスのトルクメニスタン国境オフィスは、ファラブと同様に建物が小さく、とても古い。その中でも比較的広い部屋に入る。その片側には税関の係官が、反対側には出国審査官がいる。  まずは税関のチェックを受ける。アシュガバッドの絨毯ショップでもらった証明書を提出したのだが、係官は荷物を全て調べると言い出す。Nさんが…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(10)

5日目 マリー→サラフス(閉ざされた鉄路 その3)  朝7時にマリーのホテルを出発する。まずは西のテジェンに向かって幹線道路を進む。空はよく晴れわたり、さわやかな風が緑の草原を吹き抜ける。  やがて、道路上に踏切が現れる。2日前、マリーへ向かう時に見た踏切だ。この鉄路は、ここから少し北でトルクメナバット-アシュガバッド…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(9)

4日目 メルヴ  朝、少し眠そうなNさんに会った。話を聞いて、びっくりした。前夜遅く、地元の入国管理官が突然やって来たのだ。Nさんの尽力により、私が寝込みを襲われることだけは防げたらしい・・・。マリーのような地方都市ではたまに起こることだそうだ。  私達はマリーのホテルを出発して、東へ向かう。40分ほどして、小さな…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(8)

アシュガバッド→マリー  車は、アシュガバッドから東へ向かう片側2車線の幹線道路に乗る。しばらく進んだ所で南に折れ、小道に入る。やがて前方に丘が現れ、その一画に廃墟のようなものが見える。ここがアナウである。  アナウは、かつてアシュガバッドの市街地があった場所だが、1948年の大地震によって壊滅して…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(7)

3日目 アシュガバッド(2)  9時、ホテルをチェックアウトする。滞在登録のためにホテルに預けていたパスポートが返ってくる。同じ滞在登録でも、ウズベキスタンでは「登録済」の紙切れ1枚が添付されているだけなのに、ここではパスポートのビザ欄にしっかりと押印されているのでびっくりする。  まず市街地の北に向かう。辺りには…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(6)

2日目 アシュガバッド(1)  ホテルに着いてから、朝食をとったり少し休憩しただけで、すぐに出かける。  アシュガバッドの中心部から幹線道路を西に向かう。道路には線路も並走している。トルクメニスタン西部のカスピ海沿岸の都市・トルクメンバシへ向かう線路であろう。  20分ほど進むと、道路沿いに黄金の屋根を戴く巨大な…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(5)

トルクメナバット→アシュガバッド  15時30分過ぎ、トルクメナバット駅に着く。駅舎は建て替えられたばかりらしく、真新しい感じがする。あまり広くはないが、天井は高い。入口の上には初代大統領のニヤゾフ氏の肖像が掲げられている。その後もニヤゾフ氏の肖像が掲げられた施設をいくつも見ることになるが、このような場所は軍の管理下にあること…
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シルクロード鉄道旅行-第8弾(ブハラ→テヘラン)(4)

ファラブ→トルクメナバット(閉ざされた鉄路 その2)  車に乗って、再び荒野を走り始める。あまり広くはない道路だが、同じく越境してきたらしい大きなコンテナが何台も走っている。道路は北へと折れ、しばらくするとようやく踏切が現れる。もちろんファラブからの線路だ。踏切には見張り小屋があり、どうやらゲートを手動で開閉しているらしい(そ…
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