ヨーロッパ横断鉄道旅行-第2弾(アテネ→ブダペスト)(3)

テッサロニキ行き特急(テッサロニキ駅)
リアノクラディ→テッサロニキ

 リアノクラディに約15分停車した後、列車は15時50分に発車する。が、またすぐに信号所で停車して対向列車とすれ違う。再び発車して、山道に入って行く。急勾配・カーブ・トンネルを次々と抜け、谷に架かる長い鉄橋を渡って山道を登る。登りきった所に駅があり、ホームでは一頭の牛がのんびりと草を食んでいる。
 やがて眼下に平地が見えるようになり、山道を下るが、下ったと思ったら今度は小高い丘が連なる一帯に入る。眼下の町には赤い屋根の家屋が目立つ。そして再び平地に下り、信号所で一時停車する。この辺りには残雪が見られる。アテネの気温は、パリと比べればもちろんのこと、東京と比べても温暖だったのだが、同じギリシャでもこの地域はけっこう冷え込むのかもしれない。17時1分、パレオファルサロスに停車する。信号所での停車が影響したようで、定刻からは10分ほど遅れている。アテネとテッサロニキを結ぶこの路線はギリシャでは大幹線にあたるはずだが、このような路線でも未だに単線・非電化なのだ。
 パレオファルサロスを出発すると、西のカランバカ方面に向かう線路と分岐する。そしてまた信号所で停車する。5分ほど停車の後に発車すると、また小高い丘の間を抜け、テッサリアの中心・ラリッサに停車する。17時27分。

 日没前のラリッサの市街地を抜け、アテネとテッサロニキを結ぶ高速道路と並走しながら小さな山地を抜ける。昼間ならば、この辺りにオリンポス山が見えるはずなのだが、今はもう真っ暗で何も見えない。列車はやがてエーゲ海の沿岸に出て、18時6分にカテリーニに停車する。フロリナやコザニに向かう路線との分岐点・プラティには18時27分に停車する。列車はここで東に進路を変え、次第に市街地に入って行く。この辺りではセルビア方面からの路線やトルコ方面からの路線が合流してくる。そのためか、列車は徐行や停車を繰り返す。18時56分、列車は終点のテッサロニキに到着する。定刻よりも30分近く遅れたことになる。

 駅前から15分ほど歩いて、少し道がわかりにくかったがホテルにたどり着く。ホテル隣のタベルナで夕食を食べる。店のカウンターに並んだ料理の中から好きなものを選ぶようになっているので、中身はよくわからなかったのだが、適当に選ぶ。肉と野菜のスープ魚のひき肉(?)のハンバーグを食べる。料理のお供は白ワインだ。

続く
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