東九州縦断鉄道旅行(6)

杵築駅
中津→別府(日豊本線)

 15時29分、中津から宇佐行きの普通列車に乗る。こちらも先程と同様に415系の車両だ。列車は周防灘の南岸を東へと進み、15時48分に柳ヶ浦に停車する。私はここで下車する。
 普通列車が発車する前、15時51分に特急ソニックがやって来る。883系のブルーメタリックの車両だ。ソニックはすぐに発車し、続いて普通列車が15時54分に発車して去って行く。

 しばらく駅で待っていると、ここを始発とする幸崎行きの普通列車が入線する。815系の2両編成だ。通勤列車用なので、車内は両サイドにずらりと座席が並んでいるだけである。列車は16時40分に発車する。発車後、すぐに周防灘へと注ぎ込む駅館川を渡る。柳ヶ浦の属する宇佐市の中心部は、この川を遡った所にある。豊前長洲を出ると南東へと進路を変え、宇佐に停車する。
 宇佐を出ると次第に山道を登り、西屋敷を出た所で長いトンネルに入る。この辺りが豊前と豊後の境だ。列車は中山香を通って険しい山道を下り、17時10分頃に杵築に停車する。ちょうど国東半島の付け根を縦断したことになる。かつての城下町であった杵築市の中心部はここから東に行った所にあるので、駅前はさほど賑っていない。17時12分、特急ソニックがやって来る。今度は「白いソニック」と呼ばれる885系の車両だ。
 ソニックが去った後、17時15分に普通列車は出発する。列車はここから南へと方向を変える。日出を過ぎると、別府湾に沿って走るようになる。それと共に、ガラガラだった車内はいつの間にか満員になる。17時39分、別府に到着する。私はここで下車する。

 駅近くの温泉旅館に入り、いっぱい飲み食いした後、腹ごなしに散歩に出る。海岸近くの別府タワーに登ってみる。眼下には温泉街の灯りが広がっていた。旅館に戻って一風呂浴びる。木造の浴槽がとても良い。ナトリウム泉質のヌルヌルした感じのお湯が旅の疲れを癒してくれる。

続く
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