東四国鉄道旅行(10)

高知行き快速(奈半利駅)
奈半利→後免町(土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線)

 奈半利駅前でバスを降りると、駅前の広場では何かのイベントが行われているらしく、露店もたくさん出ているのだが、立ち寄る時間もないので、そのまま駅に入る。
 ホームには既に、高知行きの快速列車(9640形1両編成のワンマンカー)が入線していた。駅名看板の下には、「なは りこちゃん」というキャラクターが描かれている。ごめん・なはり線の各駅には、地元出身の漫画家・やなせたかしさん作のキャラクターが存在しているのだ。

 17時16分、列車が発車する。列車は奈半利川を渡ると田野、次いで安田川を渡ると安田に停車する。車窓には、高知特産のハウス野菜を栽培していると思われるビニールハウスが広がる。唐浜を過ぎてから伊尾木までは、夕日の沈み行く海が見える。列車は伊尾木川を渡ると、高知県東部の中心地・安芸に到着する。17時38分。

 ごめん・なはり線は、以前にも述べた通り、もともと「阿佐線」の一部として計画・建設され、平成14年に開通したのだが、奈半利から先の室戸方面に延伸する予定も今のところない。

 安芸には5分停車した後、17時43分に出発する。ガラガラだった車内は、ようやく混雑し始める。次は球場前に停車する。駅前には、プロ野球のキャンプ地として知られる安芸球場がある。球場前を出るとすぐに、高い岸壁が聳える安芸港が見える。
 今まで列車は各駅に停車していたが、ここからは快速運転に変わる。再び海岸線に沿って、和食(「わしょく」ではなく「わじき」)、夜須、赤岡の順に停車して行く。
 赤岡を出ると海岸から離れて内陸に入る。のいちに停車した後、18時10分に後免町に停車する。私はここで下車したのだが、列車は1つ先の駅、ごめん・なはり線の終点である後免から、JR土讃線に入って高知まで向かう。ちなみに、後免町駅のキャラクターは「ごめん まちこさん」だ。

続く
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