高山本線の旅(11)

飛騨細江-角川間(2)
4日目

高山→猪谷(高山本線)

 高山-猪谷間は普通列車の本数が非常に少ない。だから早朝の列車を逃すと、次は朝遅い時間となってしまう。猪谷行きの普通列車は、やはりキハ48系2両のワンマン列車だ。高山駅を10時31分に出発する。列車は平坦な高山盆地を北上し、飛騨国府飛騨古川と過ぎて行く。
 飛騨細江を過ぎると、車窓から見える宮川の流れが細くなり、蛇行し始める。そして角川に停車する。2004年に発生した宮川の水害により、角川-猪谷間は最後まで不通となっていた。復旧したのは2007年9月8日だ。ここから先は、架け替えられたばかりの線路を通って行くことになる。
 角川から坂上打保と、列車は宮川の渓谷を進む。川の流れは、時には広く緩やかになり、時には狭く急になる。そして杉原に停車する。いよいよ飛騨最北端の駅にやって来たのだ。
 杉原を出ると、唐堀山の麓を通って富山県に入る。しばらくの間は、宮川を挟んで東が岐阜県、西が富山県となるのだが、列車は宮川のすぐ西を走る。宮川の流れはますます狭く急になり、列車はいくつものトンネルを抜ける。そして宮川が神通川と合流した所で最後のトンネルに入る。トンネルを抜けると、ついに列車は終点の猪谷に到着する。11時35分。

続く
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