シルクロード鉄道旅行-第7弾(タシケント→ブハラ・ウルゲンチ)(2)

ブハラ行きN10列車(タシケント駅)(1)
タシケント→サマルカンド(N10列車)

 はたして、ホームにはブハラ行きのN10列車が停車していた。先頭には電気機関車、その後方にはSharqと呼ばれる車両が連結されている。車両の内部には個室がなく、通路の左右に座席が2つずつ並んでおり、座席の前にはテーブルもある。テーブル上にはビン入りの飲み物とコップが置かれているが、飲み物は運賃とは別料金だ。車両中央の天井付近にはテレビが据え付けられていて、そこを境に座席の向きが変わる。テレビには、テレビ番組や映画のDVDなどが写し出されている。乗客が次々に乗り込んできて座席は満席になるが、少なくとも始発駅では全座席が指定席なので、それ以上増えることはない。

 なお、サマルカンドまでの道のりについては前回の旅行の記事で詳しく書いたので、そちらを参照していただくことにして、以下では概要のみを記すことにする。

 8時14分、列車が発車する。約1時間ほどでシルダリヤを渡る。車窓には、緑豊かな田園乾燥した大地の風景が交互に現れる。車内では、車掌さんが時折コップに熱い茶を入れてくれる(こちらはサービス)。ジザクを過ぎると、列車は鉄門の峡谷にさしかかる。前回見た荒涼とした岩肌は、うっすらと緑に覆われ、ところどころに赤い花も咲いている。雨の多い春らしい景色だ。
 鉄門を過ぎた後に現れる砂漠でも、夏に比べると草が多く生えているように見える。そして列車はザラフシャン川を渡り、12時7分にサマルカンドに到着する。タシケントを出発して以来、ここまで停車駅はなかったのだが、既に予定より20分以上遅れている。

続く
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