甲信縦断鉄道旅行(6)

甲府行き普通列車(下部温泉駅)
2日目

下部温泉→甲府(身延線)

 朝、部屋の窓を開けると下部川の清流が見える。青緑色の水が、小さな滝のようになって流れている。小雨が降っているものの、気持ちの良い朝の風景だ。

 8時頃、旅館を出発して下部温泉駅に向かい、人影のまばらなホームでしばらく列車を待つ。8時18分、甲府行きの普通列車がやって来る。
 列車は、市ノ瀬までは常葉川沿いの山間部を通った後、再び富士川に沿って走るようになる。辺りの景色は次第に平坦になる。
 8時40分過ぎ、鰍沢口に到着する。この駅を始発として甲府へ向かう列車も多い。ここで5分ほど停車して8時47分に発車する。発車後すぐに釜無川と笛吹川の合流点の側を過ぎる。この2つの川は、ここで合流して富士川となるのだ。列車は笛吹川沿いに進む。辺りは甲府盆地の平坦な風景となる。
 甲斐上野を過ぎて笛吹川を渡ると、9時4分に東花輪に到着する。今まで空いていた車内が、急に混雑するようになる。列車は川と離れて、盆地の真ん中を北上する。善光寺を過ぎると、中央本線と合流して西に向かう。そして9時24分、終点の甲府駅に到着する。

続く
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