シルクロード旅行-番外編1(上海→嘉峪関)(13)

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豫園

 バンドから西へ10分ほど歩くと、道路上に豫園への案内標識が見えてくる。その標識に従って道を折れると、そこはかつて上海城と呼ばれた旧市街地で、中国の伝統的(またはそれに似せた)建物が立ち並んでいる。しかし、豫園には簡単にたどり着けない。豫園の周辺には豫園商城と呼ばれる商店エリアが広がっているのだが、入り組んでいる細い路地は観光客であふれて道がわからなくなり、そのうえ怪しいおじさんに声を掛けられて土産物屋に引っ張り回されたりしたため、豫園の入口にある湖心亭にたどり着いたのは、上海城に入ってから30分後であった・・・。それにしても湖心亭付近の混雑はひどく、前に進むのも困難だ。
 だが豫園の中に一歩足を踏み入れると、外の雑踏が嘘のように静かになった。もしかすると、単に有料のエリアだから人が少ないだけなのかもしれない。
 豫園は明代に造られた庭園で、清代以後も石山や楼閣が建て増されて現在に至っている。園内に散在する楼閣群はそれ自体が見事だが、特に池や石との組み合わせが素晴らしい。また、通路の途中にある門のデザインも面白い。大都会上海の真ん中にある異空間を、歩き疲れているのも忘れてゆっくりと散策する。

続く
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