シルクロード鉄道旅行-第1弾(北京→西安)(12)

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半坡遺址・華清池

 電話の相手は、この日の西安1日ツアーを担当するガイドさんだった。本来は8時30分の約束だったのだが、観光シーズンで混雑が予想されるため、早めに出発したいとのこと。大急ぎで準備をして、部屋を後にする。列車では長時間横になっていたとは言え、深く眠れたものではなかった。眠り直したいのはやまやまだが、時間は有効に使わねばならない。
 この日のツアーは、日本語・英語の合同ツアーだった。というよりも、日本語ツアーに参加したのは、またしても私だけだったのだ・・・。もっとも、日本語ツアーの存在を知らずに英語ツアーに参加した日本人もいたので、日本人は計4人になったのだが。
 バスは、まず半坡遺址に向かう。半坡遺址と言えば、今から遡ること十余年、高校の世界史の教科書でその名を見たきりである。ここでは、約6000年前の村落跡がそのまま展示されているはずだったのだが、工事中ということで見学できなかった。代わりに資料館を見学する。何とも残念だ。
 次に華清池に向かう。ここは古代から温泉の湧く所で、玄宗皇帝の離宮もここにあった。故に園内に楊貴妃の像が立っていたりするのだ(もちろん、最近造られたものだが)。温泉の浴槽跡を見る。中には楊貴妃が使ったというものもある。照明の無い屋内にあるのと、天気が悪いのとで真っ黒に見える。その独特の形はわかるのだが、浴槽という感じがしない。とても良い庭園なのでゆっくり歩いて見たいのだが、雨の中、傘の無い人も多いので、皆足早に回ってしまう。

続く
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