シルクロード鉄道旅行-第1弾(北京→西安)(7)


地下鉄

 故宮見学の後、車で建国門の辺りまで送ってもらう。この辺りは北京のオフィス街で、高層ビルが立ち並んでいる。通りを歩きながら、幼い頃にテレビで見ていた、あるいは中学校の地理で学んだ中国のイメージというものが音をたてて崩れてゆくのを感じた。
 気がつくと、国際貿易センターまで来ていた。2km近く歩いていたのだ。貿易センターの前にある地下鉄の駅(その名も「国貿」駅!)から地下鉄1号線に乗る。私が訪れた2004年5月の時点では、北京には2本の地下鉄(中国では「地鉄」と言うようだ)が走っていた。1つは市内を東西に貫く1号線、もう一つは旧城壁跡の環状道路の地下を走る2号線(別名、環城線)である。
 駅の構内は、思ったより広くてきれいである。しかし、切符の販売と改札は全て人手で行っているのが面白い。以前に乗った上海の地下鉄では全て自動改札になっているのとは対照的である。改札口で切符を出すと、その一部だけをちぎって返してくれる。まさにアナログなシステムである。
 ホームの天井付近には、赤い帯の上に駅名が書いてある。それを眺めていると、車体の中央に赤い帯の入った1号線の列車がやって来た。今まで歩いて来たのとは逆に、西へ向かう。乗った当初はあまり混雑していなかったが、王府井からは大混雑となった。天安門東駅に到着。群集にもみくちゃにされながら、どうにか降りる。

続く
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