シルクロード鉄道旅行-第1弾(北京→西安)(2)

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4月30日

明十三陵

 この日は北京郊外への一日ツアーに参加した。前夜とは打って変わって、空は良く晴れている。7時前、半分寝ぼけた状態でバスに乗り込む。泊まっているホテルがマイナーなためか、一番最初にピックアップされたのだ。バスは北京市内をぐるぐる回って他の参加者達をピックアップする。
 全員が揃うと、バスは市内を北上し八達嶺高速を経由して明十三陵へ向かう。明十三陵とは、その名の通り明王朝の13人の皇帝の陵墓のある一帯のことである。私達は、その中でも最も有名な定陵へ行く。定陵は万暦帝の墓であるが、彼は自分の墓をあまりに気合を入れて造営したため、国の財政が傾いてしまったらしい・・・。
 高くて赤い壁に囲まれ立派な陵塔が建っているのを見るとそれだけでも豪勢なのだが、これは陵墓のメインではない。陵墓の中心は、地下にある巨大な宮殿なのだ。おそらく数十人が収容できそうな巨大な部屋が縦横に並び、その最も奥の部屋に万暦帝とその皇后の棺が安置されている。
 明十三陵の中で地下宮殿が公開されているのはここだけである。万暦帝は、墓の造営にかかった費用を、現代の観光客から回収しているのかもしれない。

続く
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