渡良瀬渓谷の旅(2)

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高津戸峡

 大間々駅から東へ歩いて行くと、道は次第に下り坂となり、やがて渡良瀬川がその姿を現す。渡良瀬川の上流側に架かる赤い橋が見える。高津戸橋である。高津戸橋を渡った所から川沿いに伸びる遊歩道を歩く。
 高津戸橋周辺の渡良瀬川岸は高津戸峡と呼ばれる峡谷だ。その源から山間部を流れていた渡良瀬川は、高津戸峡を抜けて平野部に入って行く。だから、高津戸峡は渡良瀬渓谷の入口とも言えるのだ。
 高津戸橋の辺りでは緩やかに流れていた川の水は、上流へ進むにつれて流れの速さを増してゆく。せせらぎの音が耳に心地良い。やがて前方にはね瀧橋が見えてくる。4本の柱が錐形を成している美しい橋だ。
 はね瀧橋の上から高津戸峡の全景を一望する。緑に覆われた峡谷は思っていたよりも深い。少し早足で歩いたために乱れた呼吸を整えながら、清々しい朝のひと時を満喫する。

続く
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