日本横断鉄道旅行(最東端の駅→本土最西端の駅)(44)

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伊万里→有田(松浦鉄道)
そして旅の終わり

 伊万里駅には西と東のターミナルがある。西ターミナルは松浦鉄道、東ターミナルはJR筑肥線の駅である。線路はそれぞれ西と東に向かって伸びていて、両ターミナルの間を通る道路が線路を分断しているように見える。それもそのはずで、かつては両方の駅と線路はつながっていたのだ。このような構造になっているので、佐世保方面から有田へ向かう場合には、必ず伊万里で折り返すことになる。
 14時51分、有田行きの普通列車で伊万里を出発。列車は有田川に沿って進む。かつて、有田で作られた陶磁器は伊万里に運ばれ、伊万里から船で各地へ運ばれていた。実は、この路線の前身である伊万里鉄道は陶磁器の輸送を主な目的の一つとして作られたのだ。その陶磁器輸送ルートを逆走して行く。車両後尾の窓から見ると、列車が緩やかな坂道を登り続けているのがわかる。やがて列車は有田町に入り、佐世保線と合流する。15時17分、有田に到着。
 このやきものの町を見学してから旅を終えたいところだが、あいにく私に残された時間も少なく、諦めざるを得ない。15時40分、博多行きの特急「みどり」に乗る。列車はみるみるスピードを上げて行く。これから向かう所は「日常」である。

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伊万里~有田


伊万里


有田

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