ヨーロッパ横断鉄道旅行-第15弾(マルセイユ→バルセロナ)(7)

ナルボンヌ→ポール・ラ・ヌヴェール.jpg
モンペリエ→ペルピニャン

 モンペリエでは大勢の乗客が降り、そして大勢乗って来る。7分停車後、10時50分に発車。郊外に出て南西へと進路を変えると、しばらくして水辺の景色となる。地図上では「〇〇 étang」と書かれていて、日本語では「池」と訳されるが、ここのétangは細い洲によってわずかに海と隔てられている存在なので、本当は「潟」と理解した方が良いかもしれない。
 そうした「池」の脇を抜けて、11時ちょうどにフロンティニャンに停車。ここから線路は「池」と海の間の洲を通るので、ようやくが見える。大きな港町に入り、港に向けて構内線が広がってゆく。11時7分、セートに停車。ここはトーという大きな「池」と海とをつなぐ水路上の港町のようだ。大勢の乗客がここで降りる。

 発車すると、洲としては珍しく丘が現れ、そこにはきれいな家々が立ち並ぶ。洲は、そしてまた平坦で細長いものとなる。洲を渡り終え、列車は西へと進路を変えて内陸へ。川沿いの美しい街に入る。11時20分、アグドに停車。さらに西に進み、丘陵や畑の中をしばらく進む。また大きな町が現れる。北からやって来た線路が、右手に合流する。11時33分、ベジエに停車。ここでも大勢の乗客が下車する。また南西へと向きを変え、丘陵や畑の中を進み、細い無数の水路を渡る。そして、またまた大きな町が現れる。11時47分、ナルボンヌに停車。もちろん、大勢の乗客が下車する。

 ナルボンヌには9分停車して、11時56分に発車する。大聖堂の見える美しい街並みを横切ると、左右に大きく分岐する。右手に進めば西方のトゥールーズやボルドーに至る。この列車は左に分岐して南に向かう。郊外に出てしばらく水路や緑地のある風景の中を抜けると、再び海と隔てられた大きな「池」が現れる。列車は、いくつもの「池」の間に細く渡された洲の上を走る。渡り終えると、ポール・ラ・ヌヴェールに停車。12時8分。
 やっと渡り終えたかと思いきや、すぐにまた次の「池」を渡る。12時15分、ルカート・ラ・フランキに停車。またまた大きな「池」が現れるが、その岸辺を走るだけで、もう渡ることはない。
 前方には遠くに冠雪した山が見える。ピレネー山脈であろうか?「池」とはとうとう離れてしまい、平坦な土地が続く。12時24分、サルスに停車。ここから、駅名表示にフランス語の名前ともう一つの名前が出るようになった。もう一つの駅名はカタルーニャ語で書かれている。これについては、後の記事で書こうと思うので、ここではとりあえずおいておく。
 列車はさらに南に進んでアグリー川を渡ると、小さいがきれいな街リヴェルサルトに停車。12時32分。そして、列車は次第に大きな市街地に飲み込まれるとテ川を渡ってペルピニャンに停車する。12時37分。

続く
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