ヨーロッパ横断鉄道旅行-第15弾(マルセイユ→バルセロナ)(6)

ポルト・ボウ行き列車(アヴィニョン中央駅).jpg
4日目
アヴィニョン→モンペリエ

 早くもフランスを後にする日となった。今日の旅は長いから昼食を食べられないことを考慮して、朝食はしっかり取る。アヴィニョン中央駅に行き、列車を待つ。9時20分過ぎ、列車が入線する。3両編成の電動車であり、それほど特筆すべきことはない。だが、「Portbou」(ポルト・ボウ)と書かれた行先表示を見て思わず胸が高鳴る。なぜなら、それは既にフランス語の地名ではないからだ。

 9時38分、列車が発車する。構内線の網の目を潜り抜けながら左に大きくカーブしてTGV専用線と交差し、デュランス川を渡る。そしてスピードを上げて南に進む。やがて前々回の記事でふれたT字路に差し掛かると、右に分岐する。もし、ここを直進したらマルセイユ方面へと向かうことになる。
 徐行した列車は、右カーブの先にあるタラスコンのホームに停車。9時48分。反対側のホームは、マルセイユ方面から来た線路から左に分岐した先にある。だから、この駅は西から東にかけて広がった形をしている。
 マルセイユ方面から来た線路と合流を果たすと、ローヌ川を渡り、西へと進んでスピードを上げる。

 しばらくすると、右側から線路が合流してくる。TGV専用線だ。さらにしばらく進むと車両基地などの広い構内線を潜り抜け、大きな市街地に入ってスピードを落とす。10時5分、ニームに停車。ニームという町の名前を知らなくとも、「デ・ニーム」(ニーム産の)と名付けられた、ジーンズなどに使われる生地の名前なら多くの人が知っているであろう。大勢の乗客が降りていく。

 10時10分に発車。ニームの町を南西に抜けると、次第に辺りは畑の点在する郊外の景色に変わる。ヴェルジェーズ(10時19分)、リュネル(10時26分)、バイヤルグ(10時34分)と停車していく。
 やがて川を渡って大きな市街地に入ると列車はスピードを落とし、そして短いトンネルを抜けたところでモンペリエに停車。10時43分。

続く
目次へ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント