ヨーロッパ横断鉄道旅行-第14弾(ニース→マルセイユ)(9)

カンヌ→トゥーロン→イエール
カンヌ駅に戻って列車の切符を自販機で買おうとするが、何だかんだで乗りたい列車を予約できない・・・。結局スマホのSNCFアプリで購入。もうこういう時代なのだ。
16時22分発のパリ行きTGV

列車は12分遅れの16時34分に出発。すぐに入ったトンネルを抜けると、ビーチが広がる(はずだ)。ラ・ボッカの手前で北に向かう線路と分岐すると、大きな操車場を抜ける。次いで、大きなヨットハーバーのあるシアーニュ川を渡ってナプールを通過。海岸にはナプール城が見える(はずだ)。
ここからは、「コルニッシュ・ドル(黄金の断崖)」と呼ばれるエリアに入る。確かに山側には赤茶けた岩山が無数に聳えている。だが、海岸の方は見ることができない。何だか、真っ二つに割られた風景画の片方を見せられているようでモヤモヤしてしまう。この景色を堪能したいならば、やはり途中下車すべきなのだろう。
私がモヤモヤしている間に、列車はテウール、ル・トラヤ、アンテオール、アゲ、ル・ドラモン、ブルリと(たぶん)風光明媚な港町を次々に通過する。
そして、列車は早くもコルニッシュ・ドルの西端、サン・ラファエル

ここからは海と離れて内陸に入る。大聖堂とローマ遺跡のあるフレジュスを通過し、TGVらしくスピードを上げて西にぐんぐん進む。17時12分、レ・ザルク

やがて大きな市街地が現れ、列車は徐行する。17時45分、トゥーロンに停車

フランス海軍の拠点もある大きな港町の玄関口だけあって、トゥーロンの駅舎


18時5分、イエール行きの列車

2つ目の駅、ラ・ポリーヌ


18時19分、ラ・クロ


イエールは行き止まりの駅だから、ホーム



続く
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