ヨーロッパ横断鉄道旅行-第14弾(ニース→マルセイユ)(5)

ディーニュからの列車(ニース駅)
(支線)アノ→ニース

 アノを発車すると、列車はさらに峡谷を下る。初めはずっと下に見えていた谷底に、あっという間に着いてしまう。16時12分、Saint-Benoit Pont de Gueydanに停車。まもなく峡谷はヴァール川に合流する。そして16時18分、列車はアントルヴォーに停車。

 列車はヴァール川に沿って東に進む。16時27分、ピュジエ・テニエに停車。やはりと言うべきか、往きの列車でSLに乗るため下車したと思われる多数の乗客が、今度は一気に乗ってくる。車内はあっという間に超満員に・・・。川は蛇行しながら、その川筋を広げる。乗客を満載した列車はよく揺れる。16時38分、Touet sur Var、次いで16時49分、Villars sur Varに停車。

 ここから川は一気に狭くなって峡谷となる。列車もますます揺れる・・・。17時3分、La Tinee Arret、17時8分、Levens Plan du Varに停車。

 Levens Plan du Varを出ると、峡谷は後退して辺りが開ける。この辺りでは、往きの列車に続々と乗客が乗ってきたのと見事に対応して、一駅ごとに乗客が少なくなってゆき、超満員だった車内にもようやく余裕が生まれる。17時28分、Lingostiereに停車。ここでようやく対向列車と遭遇。

 列車はヴァール川から離れて東に向かうと、丘を貫くトンネルを抜け、17時38分にマドレーヌに停車。既にニースの市街地であり、丘の斜面には住宅が立ち並ぶ。そしてこれらの丘の下のトンネルを抜けると、いよいよニースに到着する。17時54分。単純に往復するだけで1日を費やしてしまった。プロヴァンス鉄道、恐るべしである。

続く
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ヨーロッパ横断鉄道旅行-第14弾(ニース→マルセイユ)(4)

トラム・オート付近
(支線)ディーニュ・レ・バン→アノ

 ホームに向かうと、先ほど乗ってきた列車がそのまま停車していた。そして、これが折り返しのニース行きとなる。

 14時25分に発車。次のゴベールには14時31分に停車。辺りにはひまわり畑やゴルフ場が広がる。
 列車は次第に山道を登り始める。ゴーカートのコースのようなものまである。地面が乾いているせいか、砂ぼこりが立ち込める。14時41分、メゼルに停車。ここからはアッス川に沿って進む。14時48分シャブリエール、14時55分ショドン・ノラント、15時2分バレームに停車。川幅は次第に狭くなり、車内の乗客は増える一方である。
 15時16分、モリエに停車。ここから長いトンネルに入り、途中から坂を下る。湖岸の美しい街が見えてきた。15時21分、サンタンドレ・レ・ザルプに停車。ここで対向列車を待って、15時25分に出発。再び坂を上り、今度はヴェルドン川に沿って進む。

 15時36分、トラム・オートに停車。線路脇の壁には、駅付近?の写真が描かれている。列車は一度ヴェルドン川を渡って対岸を進むと、再び川を渡ってトンネルに入る。
 長いトンネルの中で分水嶺を越えて、15時43分にPryseqに停車。ホームが短いので、前半の車両は橋の上にかかっている。15時47分、メアイユに停車。峡谷に沿って坂を下っていく。川沿いには別荘らしき大きな屋敷と庭が見える。
 やがて谷間が下方に大きく開け、線路はほとんどループを描くように大きくカーブする。カーブからは、美しい村の景色がパノラマのように広がる。カーブを抜けると、ル・フュージュレに停車。15時54分。
 下り坂はまだ続く。今度はやや大きな町が現れる。列車折り返し用のターンテーブルが見える。16時ちょうど、アノに停車。

続く
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