ヨーロッパ横断鉄道旅行-第13弾(ミラノ→ニース)(7)

ロンコ→ジェノヴァ
アレッサンドリア→ジェノヴァ

 アレッサンドリアに7分停車した後、列車は11時31分に発車する。すぐに分岐があるが、この列車は直進する。右側に分岐した路線は、その先でさらに2路線に分岐する。ポルミダ・ディ・スピーニョ川を渡ると、また分岐があり、ここも直進する。ここを左に分岐すると、ミラノへと向かうことになる。列車は田園地帯を直進して、11時43分にノヴィ・リグレに停車する。

 列車はさらにしばらく南東に直進するが、やがてスクリヴィア川の峡谷がそれを妨げるように現れると、川に沿って南に進む。対岸の丘の麓にきれいな町が見える。11時49分、セッラヴァッレ・スクリヴィアに停車。町の中心部に架かる橋をゆっくり通過すると対岸に線路が現れ、やがてその線路は川を渡ってこちらと合流する。合流してきたのはミラノ方面から来た特急専用線で、前回の旅ではこの線路を通ってジェノヴァからミラノへと向かったのであった。そして列車はアルカータ・スクリヴィアに停車する。11時57分。

 アルカータからは、この列車も特急専用線に入る。これは前回の旅でジェノヴァからミラノへと向かったのと同じ線路だ。在来線のリゴロソ駅付近を通過すると長いトンネルに入り、蛇行した峡谷をショートカットする。そしてトリノを中心とするピエモンテ州に別れを告げ、ジェノヴァを中心とするリグーリア州に入る。トンネルを抜けるとロンコ・スクリヴィアに停車。12時7分。ホームが川に架かっている。また駅の直前に分岐があり、一部のホームが分岐した線路上にあったりして、なかなか複雑な構造をしている。

 ロンコを出ると、すぐにトンネルに入る。このトンネルは相当に長い。抜けると、もうスクリヴィア川ではなく、ポルチェヴェラ川の峡谷に変わっていた。川の対岸には在来線が見える。短いトンネルをいくつもくぐると、次第にジェノヴァの市街地が近づいてくる。在来線のジェノヴァ・リヴァローロ駅付近で川を渡り、大きな操車場を通ってまたトンネルに入る。列車はトンネルの中で徐行を始める。トンネルを抜けると、ジェノヴァ・プリンチペに停車。12時29分。この列車の終点は次の駅ジェノヴァ・ブリニョーレなので、私はここで下車する。

続く
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