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zoom RSS ヨーロッパ横断鉄道旅行−第13弾(ミラノ→ニース)(4)

<<   作成日時 : 2019/01/20 18:36   >>

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サン・カルロ広場
4日目

彷徨

 この日は朝から土砂降りの雨だった・・・。
 まず、カステッロ広場からやや南にあるサン・カルロ広場に行く。かつての貴族館とポルティコに囲まれた美しい広場だが、さすがに閑散としている・・・。ここから少し行ったところにあるのが、エジプト博物館である。トリノとエジプトのつながりがすぐにはピンと来ないのだが、この博物館がサヴォイア家のコレクションをベースにしていると聞けば納得する。そして意外にも、これはヨーロッパでも有数のエジプトコレクションであるらしい。貴重なコレクションだからか警備は厳重で、王宮にもなかったボディチェックが行われている。巨大な石像・石棺・棺カバーには圧倒されるし、時代による美術様式の変遷なども丁寧に説明されていてとても面白い。

 エジプト博物館を出て昼食に行こうとすると、先ほどはあんなにも閑散としていた広場や通りに人が溢れている。この日はメーデーで、打楽器バンドを引き連れたパレードが通りを練り歩く。ヨーロッパではもう何度もメーデーのイベントを見ているが、ここのはお祭り色が非常に強いようだ。
 そのせいか、広場のレストランはことごとく満員だし、通りも人通りが多すぎて身動きがとれず、パレードの後ろにくっついて歩きだす。これが唯一開かれた通路だからだ。だが、カステッロ広場に着いても空いていそうな店はない・・・。さすがにここまで来ると空間に余裕ができたのでパレードから離れる。が、適当な店を探すのに雨の中をしばらくさまようはめに・・・。

 昼食後はカステッロ広場に戻り、マダーマ宮へ。ここは古典美術館になっている。地階はかつての館の遺構である。中世の教会美術が展示されているが、通路がとても入り組んでいる。
 上の階に上がると、突如として豪華な部屋の数々が現れる。収蔵室には高価な陶器が無造作に置かれていて(ウィーンの王宮でも見た光景だ)、王家の財力のほどを感じる。また、エルミタージュ美術館のコレクションの企画展もあり、期待以上の内容に、すっかり満腹に。

 王宮の裏側からトラムに乗ろうとするが、肝心のトラムがなかなか来ない・・・。これもメーデーの影響なのだろうか。30分ほど待って、ようやくトラムに乗ってホテルに戻る。

 ここでおとなしくしていれば良かったのだろうが、雨が上がったこともあり、駅に用事もあったので、夜になってまた街にさまよい出てしまったのだ。
 トラムを乗り継いでカステッロ広場からポー通りを進み、ポー川のほとりにあるヴィットリオ・ヴェネト広場に行く。だが、祝日の夜ということもあり、適当なレストランが見つけられないまま、カステッロ広場の方に戻ってしまう。ようやく入ったレストランではオーダーそのものや料理を忘れられたりしたものの、香草入りラビオリやタルタルソースのかかったローストビーフはとてもおいしかった。

 帰りはカステッロ広場の辺りからトラムに乗ろうとしたのだが、地元の人々もイライラするほど来ないのだ・・・。雨上がりの冷え込みも体にこたえるし、トイレにも行きたくなったので、広場に走って戻り、何とかタクシーをつかまえるはめに・・・。

続く
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