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zoom RSS ヨーロッパ横断鉄道旅行−第13弾(ミラノ→ニース)(2)

<<   作成日時 : 2018/12/23 16:20   >>

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映画博物館(5)
3日目

昇降

 エミーリア停留所から4番トラムに乗り南下し、モンテ・ディ・ピエタで下車。ここを左に折れてピエトロ・ミッカ通りに入る。歩道はポルティコになっている。普通のアーケード街なのだが、柱廊があるだけで何だか由緒ありげな所に来た気分になるから不思議だ。
 やがてカステッロ広場へ。その名の通り、お城というか要塞がある。ここの一角にあるツーリストインフォメーションでトリノカードを購入。市内の主要な博物館と公共交通の1日券が含まれている。

 ここからは、ポルティコの続くポー通りではなく、裏道に入ってみる。いきなり大きな建物が現れるが、これがトリノのオペラ座である。通りの名は、ジュゼッペ・ヴェルディ通り。だが、オペラ座以外は裏通りにふさわしく、何とも寂しいものがある。

 しばらく直進すると、とんがり屋根どころか、先端が塔になっている建物が現れるので、そこを目指して道を左に折れる。
 モーレ・アントネッリアーナという何とも覚えにくい名前の建物に入る。もちろん、ここではトリノカードが使える。まずは地上階から屋上の塔へ向かうエレベーターに乗る。最初は周囲が壁に囲まれているので気づかなかったが、動き始めると壁も動くのでエレベーターがガラス張りになっていることに初めて気が付く。そして次に現れた景色に思わず「あっ!」と声が出そうになる。
 ここで何が見えたのか?それは後で述べるとして、まずは屋上に到着。ここからはトリノの市街地と、その北に聳えるアルプスの山々が見えるはずなのだが・・・残念ながらこの日は曇っていて、トリノ市街を見渡すのがせいぜいであった。

 いったんエレベーターに乗って地上階に戻り、今度は階段を上がると、そこは国立映画博物館になっている。そこには古今東西(と言っても、どうしても欧米のものが中心であるが)の映画をモチーフにしたアトラクションがあって、映画をあまり見ない私でも十分楽しめる。だが、もっと驚くのはその建物の構造そのものである。映画館の客席というか、もはやベッドにすらなっている座席群の真ん中に突如現れるのは、何とエレベーター!言うまでもなく、これは先ほど乗った屋上行きのものだ。そのエレベーターの行く先を眺めると、そこには天上世界の入口のような穴が真ん中に開いた天井がある。観客はベッドに横になって、映画のような不思議な空間を眺めることができるのだ。
 この巨大な吹き抜け空間の周囲は映画資料の展示室になっていて、螺旋状の通路で上り下りできる。ただし、屋上には行くことができない。

続く
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