ヨーロッパ横断鉄道旅行-第12弾(ピサ→ミラノ)(11)

ジェノヴァ行きFB(ラ・スペツィア駅)
4日目

ラ・スペツィア→ジェノヴァ

 長いようであっという間だったラ・スペツィア~チンクエテッレの旅を終え、さらに鉄路で北上を続ける。
 9時16分、ラ・スペツィア駅ジェノヴァ行きのFBが6分遅れで入線する。車内は、1列・2列のシートが並ぶ、一人旅には理想的な環境である。

 列車はラ・スペツィアの市街地をすぐに抜けて山にぶつかると、長いトンネルに入り、半島を横断する。トンネルを抜けるとチンクエテッレに入り、リオマッジョーレ、マナローラ、コルニ―リア、ヴェルナッツァを次々に通過する。その間、長いトンネルが続き、海の景色が見られるのはごくわずかである。そしてモンテロッソも通過。いよいよ未踏の地へ。

 この後もレヴァント、ボナッソーラと山に囲まれた、すなわちトンネルの間の狭い谷間に存在する駅が続く。
 リヴァ・トリゴソからようやく少し土地が開けてきて、やや大きな町セストリ・レヴァンテを通過。ここからは開けた海岸線が続く。

 だが、それもキャヴァリまでで終わり、再び山に囲まれた風光明媚な町が次々と現れる。海辺に建つお城が見えるゾアーリ、そしてやや大きな町ラパッロを通過。

 次の駅サンタ・マルゲリータ・リグレを通過すると半島を横断するためにいったん山道に入るが、カモーリから海岸に復帰する。一つ一つのトンネルは短くなっているもののなお続く。線路の上も断崖、下も断崖。

 ジェノヴァ・ネルヴィを通過。海辺の小さな駅だが、いよいよジェノヴァ市街に入ったと思われる。しばらく開けた海岸が続くが、ついに海を離れるとやや長いトンネルに入り、列車は徐行する。トンネルを抜けると、そこには都会の景色が広がる。そして10時4分、ジェノヴァ・ブリニョーレに停車。
 ブリニョーレを出るとすぐにまたトンネルに入るが、列車は徐行したままである。そしてトンネルを抜けると、ついに終点のジェノヴァ・プリンチペに到着する。10時12分。

 この「王子」を意味するプリンチペ駅は、駅舎の内装もさることながら、外観からも王子の住んでいそうな宮殿を想起させるのである。

続く
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