ヨーロッパ横断鉄道旅行-第12弾(ピサ→ミラノ)(2)

ミラノ行きIC(ピサ駅)
ピサ→ラ・スペツィア

 13時40分、ミラノ行きのICが到着する。コンパートメントではない通常の座席だ。13時43分に発車。
 西向きの線路は、すぐに南北に大きく分岐する。左側すなわち南に折れれば、ガリレオ空港の西側を通って、前回の旅の経路すなわちリヴォルノ、さらにはローマに通じる路線。右側すなわち北に折れれば、ラ・スペツィア、そしてジェノヴァへと向かう路線だ。列車はゆっくりと右にカーブしてアルノ川を渡る。
 斜塔のあるドゥオーモ広場を左手に見ながら、線路はさらに分岐する。右に向かえば、ルッカへの路線だ。列車は左に向かい、サン・ロゾーレ、さらにたくさんの貨車が並ぶ広い操車場を通過する。

 風景は早くも都市から広大な畑や森に変わる。そしていつの間にか海に近づいていた。14時ちょうど、ヴィアレッジョに停車。いかにも港町らしい景色だ。

 列車は再び内陸に向かう。右手に雲のかかる大きな山地が近づいてくる。ピエトラサンタやクエルチェタを通過して、14時17分にマッサに停車。ピサを先行して出発していた普通列車にここで追いつく。

 マッサを発車後、すぐに大きな工場が現れ、線路脇には貨物駅らしいホームが並ぶ。書かれている駅名は、ずばり"Zona Industriale"(工業団地)である。
 列車はサルザナを通過すると、マグラ川を渡る。山の上に街が広がるのが見える。しばらく北西方向にマグラ川を遡って進むが、やがて大きく左に分岐してトンネルに入る。ちなみにここを右に分岐すると、さらにマグラ川を遡り、アペニン山脈を越えてパルマへと至る路線となる。乗ることを想像するだけで楽しいが、以前経験したように鉄道が運休していないことを祈るのみである。
 さて、列車はトンネルを抜けると今度は南西に大きく向きを変える。この辺りはかなり複雑な地形のようだ。トンネルも断続する。そして、14時39分、列車はラ・スペツィア中央駅に停車。私は、ここで下車する。

続く
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