ヨーロッパ横断鉄道旅行-第10弾(フィレンツェ→ローマ)(10)

ヴィットリアーノ(2)
中心

 フォロ・ロマーノを出て、階段を上ると、カンピドーリオの丘だ。かつては多くの神々の神殿が立ち並んでいたそうだが、今では中世風の広場に変わっている。広場の中心にあるのが市庁舎で、向かって両側にカピトリーニ美術館の建物が並んでいる。

 カピトリーニ美術館には、市庁舎から向かって左側の建物から入る。ここもローマ・パスが使えるから、並ばずに済む。ローマ教皇・シスト4世が15世紀に建てた世界最古の美術館だけあって、絵画のコレクションは豊富だ。広場の設計者であるミケランジェロのコレクションもある。そして何と言っても、古代ローマのコレクションが充実している。マルクス・アウレリウス帝の青銅騎馬像やローマの伝説上の創設者ロムルス・レムス兄弟と狼のあの有名な像もある。
 建物の構造も中々複雑で、古代彫刻の並ぶ中庭があるかと思えば、地下通路により市庁舎や広場の反対側の建物にある展示室に行けるようになっている。市庁舎の地下のテラス(妙な言い方だが、周囲と高低差のある建物にはよくある)から見るフォロ・ロマーノの眺めが素晴らしい(ロッカーにカメラを預けてしまったのが悔やまれる・・・)。

 カンピドーリオ広場からさらに階段を上ると、丘の頂上に巨大なモニュメントが聳えている。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂(通称:ヴィットリアーノ)だ。かつて「世界の首都」と呼ばれたローマの中心に建つイタリア統一の象徴。その意味するところは何なのかよくわからないが、それでもここには世界中からやって来た観光客が押し寄せている。

続く
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