ヨーロッパ横断鉄道旅行-第10弾(フィレンツェ→ローマ)(5)

6日目
フィレンツェ→アレッツォ
ついにフィレンツェに別れを告げる朝が来た。SMN駅に行き、右端のホームからローマ行きの快速列車

列車は11時12分に発車する。構内線の中で大きく右カーブして、ボローニャやピサやシエナに向かう線路と分岐すると、スタトゥートを通過。この後、さらに大きく右カーブして、北から来た線路と合流して南に向かう。SMN駅を出発した列車は皆北向きだから、大きく旋回して、ここでようやく南向きになれるわけだ。
11時18分、カンポ・ディ・マルテ

列車はロヴェッツァーノを通過すると、右に分岐して特急専用線に入る。左に分岐して一般線を進めばアルノ川の渓谷沿いに進むのだが、こちらはさっさとアルノ川を渡ると、長いトンネルを断続的に通過するのみである・・・
ようやく連続するトンネルを抜け出して、特急専用線からも離脱すると、アルノ川を渡って一般線に合流したところでフィリーネ

一般線の中でも、この区間は単線なようで、まるで高速道路をインターチェンジで下りて村道を走るイメージである。11時41分、サン・ジョヴァンニ

再び市街地が現れ、いくつもの線路が合流すると、列車はアレッツォ

続く
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