ヨーロッパ横断鉄道旅行-第6弾(ベルリン→ミュンヘン)(13)

リューデスハイム行き普通列車
ブラウバッハ→リューデスハイム(ライン右岸線)

 城の下からSLバスに揺られてブラウバッハの街まで下りる。ところが、ブラウバッハの駅は街の中心部にはないのだ。線路は目の前に見えるのだが・・・。案内板などはなく、街の中心部に立つを目印に、線路沿いの道を右往左往しながら、ようやく駅らしき地下道を発見する。階段を上ってみるとプラットホーム。ようやく駅にたどり着くことができた。

 17時37分、リューデスハイム行きの普通列車が到着する。わずか2両の編成だ。車両のデザインはDBのものとは明らかに異なる。なぜなら、このライン右岸線の列車を運行するのはDBではなく、RMVという私鉄だからだ。

 列車はブラウバッハを出発すると、まず大きな右カーブに入ってシュパイの対岸を通過し、オスターシュパイに停車する。次いで、あの大きなヘアピンカーブに入ってフィルセンに停車、ボッパルトの対岸を通過して、このカーブを抜ける。
 しばらくは南に進み、ケスタートを過ぎると東に折れて進む。ラインの左岸にラインフェルス城が見えてきたところで、ザンクト・ゴアールスハウゼンに停車する。ラインの古城の多くは左岸側にあるようで、この先も古城が次々と車窓に現れることになる。

 ザンクト・ゴアールスハウゼンからしばらく進むと、ローレライに近づいてくる。もうすぐローレライだと思うや否や、列車はトンネルに入ってしまう。このローレライの真下を通るトンネルが「ローレライ・トンネル」と呼ばれているかは不明だが、ライン右岸線からローレライを見ることができないのは確かである。

 またしばらく進んで、列車はオーバー・ヴェッセルの対岸を通過する。街の背後の丘には古城らしきものが見える。カウプの街に入ったところで、川中にプファルツ城が現れる。そしてカウプに停車。発車するとまもなく、シュターレック城が現れる。ロルヒを過ぎ、トレヒティングスハウゼンの対岸を通過すると、ライヒェンシュタイン城ラインシュタイン城と古城が次々と現れる(名前がややこしい・・・)。
 アススマンスハウゼンにを過ぎると、またも川中に建物が現れる。これが「ねずみの塔」で、その昔、強欲なマインツの大司教がねずみの大群に食べられた場所と伝えられているが、実際にはプファルツ城と同様、通行税を巻き上げるための施設だったようだ。そして列車はビンゲンの対岸を通過して、いよいよ終点のリューデスハイムに停車する。18時22分。

 終点なので降りる動作が少しゆっくりしていたのかもしれない。降りようとしたその瞬間、ドアが閉まり、列車が動き出す・・・。ドイツの人々がいつも素早く下車しているのを見て、少しせっかちだと思っていたのだが、こういうことだったのか。列車は駅からしばらく進んで停車する。
 進行方向を変えるために運転士さんがちょうど出てきた。列車は再び駅の方に戻り、駅前の踏切で停車。ドアを開けてもらい、ようやく脱出。列車はそのまま駅構内の待機線に入る。

続く
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この記事へのコメント

すぎ
2013年06月24日 07:40
昨年、ほぼ同じコースを遊覧船で行きました。
ザンクトゴアールから船に乗り、ローレライを見て、リューデスハイムで降りました。リューデスハイムは、有数のワインの街で、お土産に買いたかったのですが、値段、かさばるのと送料の兼ね合いから諦めました。
記事を読ませていただいて、また行きたくなって来ました。
2013年06月25日 22:16
リューデスハイムのワイン、次回に登場予定です。

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