ヨーロッパ横断鉄道旅行-第4弾(ウィーン→プラハ)(14)

ブディェヨヴィツェ→フルボカー
チェスケー・ブディェヨヴィツェ→ターボル

 ブディェヨヴィツェ駅で昼食をとりながらしばらく待つ。再びホームに戻ると、そこにはプラハ行きの特急が既に入線していた。幹線を走る列車らしく、今度は電気機関車に牽引されている。久々に1等車のコンパートメントに座ってくつろぐ。
 13時5分、列車が発車する。しばらく北に進むと、プルゼニュ方面に向かう線路が左に分岐してゆく。辺りは丘陵となり、坂道をぐんぐん上る。一面に広がる緑が美しい。フルボカーを通過する。この近くには、その美しさで知られるフルボカー城がある。時間があれば行ってみたかった場所だ。
 坂を上りきると開けた平地になり、が現れる。シェヴィエティーンを通過する。平原を突っ切って、13時38分にヴェセリー・ナト・ルジュニツィーに停車する。以前に書いた通り、ここは4つの路線が交差する所で、ここまではブルノとブディェヨヴィツェを結ぶ路線と重なるのである。

 ヴェセリー・ナト・ルジュニツィーを発車すると、ブルノに向かう線路が右へと分岐してゆく。この列車はまっすぐに進む。ここからが私にとって未知の路線だ。森に入ってしばらくすると町が現れる。13時45分、ソビェスラフに停車する。この後も、森と草原と家々が入り混じる景色の中を列車は突っ走る。
 やがて大きな町が現れ、右と左から線路が合流してくる。14時ちょうど、ターボルに停車する。この町は、15世紀にカトリック勢力に抵抗したフス派の拠点となった所であり、スメタナ作曲の交響詩『わが祖国』第5曲「ターボル」はこの戦いをモチーフにしたものだ。

続く
目次へ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック