ヨーロッパ横断鉄道旅行-第3弾(ブダペスト→ウィーン)(13)

CAT(1)
8日目

帰りも大変

 いよいよウィーンを去る日になった。地下鉄U6でウィーン西駅に出て、そこからU3に乗り換え、ランド・シュトラッセで下車する。ここは国鉄のミッテ駅に接続している。本来ならミッテ駅に隣接するシティ・エア・ターミナルに簡単に行けるはずなのだが、この時(2011年5月)にはミッテ駅が工事中で、かなり遠回りをしてシティ・エア・ターミナルに入る。シティ・エア・ターミナルにはオーストリア航空のチェックインカウンターがあり、ここで荷物を預けることができたので、かなり身軽になった。

 ミッテ駅から少し歩いたところにオーストリア応用美術博物館があるので、そこに行ってみる。建物の外観もさることながら、内装も立派である。時期的な問題なのか閉まっている展示室も多いが、食器や陶器のコレクションはかなり充実している。

 シティ・エア・ターミナルに戻り、ここからウィーン空港直通のCATに乗る。このCATも二階建てであり、車内はゆったりとしていて荷物スペースも広い。最後尾に荷物車両があるので、ここにチェックインカウンターで預かった荷物を載せているのだろう。
 発車するとすぐに国鉄線(Sバーン)に合流する。1つ先のレンヴェーグを通過すると左に分岐して、S7と呼ばれるSバーンの路線に入る。モーツァルトの墓があるザンクト・マルクス墓地の前を通り、複雑に絡まる線路網との交差や大きな操車場を越えると、列車はいつの間にかウィーン郊外の田園地帯を南東に向かっていた。辺りに空港の施設や飛行機が見えるようになると、列車は地下に入り、ウィーン空港の地下ホームに正午前に到着する。シティ・エア・ターミナルを発車してから約16分だ。

 フランクフルト行きの飛行機は、15時頃に出発する。天気は良く、眼下には草原が広がる。やがてアルプスの高い山々が現れる。
 再び平地が現れると、飛行機はもう降下してしまう。16時15分過ぎにフランクフルトに到着する。とにかく広い空港で、シャトルに乗って乗り継ぎ便の出発ターミナルに向かう。ここで再度チェックイン。出発時間までには間があるので、念願だった「フランクフルトでフランクフルトソーセージを食べる」という企画を実現する(このソーセージが果たしてフランクフルトかということはすこぶる怪しいのだが・・・)。

 19時45分、仁川行きの飛行機が出発する。翌13時に仁川に到着。仁川で待つこと8時間30分、ようやく羽田行きの飛行機が出発する。そして23時30分に羽田に到着。広くて新しい羽田の国際線ターミナルに初めて降り立つ。ウィーンを出発してからは約29時間かかった。安堵と疲労が同時に押し寄せる・・・

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