ヨーロッパ横断鉄道旅行-第2弾(アテネ→ブダペスト)

はじめに

 今回の旅行は、前回の終着地・アテネからバルカン半島をまっすぐに北上してハンガリーの首都・ブダペストに至るものである。これを、バルカン半島縦断の旅と言い換えても良いであろう。バルカン半島は、ヨーロッパ・キリスト教のエリアにありながら、長い間アジア・イスラム教のオスマン・トルコに支配された歴史を持つ、言わば二つの文明の混交した地域である。また、ハンガリーはアジア系遊牧民のマジャール人が建てた国であり、言語や人々の顔立ちの中にどことなくアジア的な要素が垣間見られる。それゆえ今回の旅では、アジア的な雰囲気をどこかで感じながら、次第にヨーロッパの中心に近づいて行くという、陸路ならではのダイナミックさを味わうことができた。
 真冬に長い旅行をするというのは、実はこれが初めてだった。この時期を選んだのは、たまたま休みがとれたからという以外に特に理由はない。だが、やはり真冬のヨーロッパの気候は想像以上に厳しく、それに起因するトラブルに何度も見舞われることになった。改めて自分の力量が試される、そんな旅でもあった。

旅の時期
2010年12月

目次

    1日目・2日目・3日目
  1. 遥かなるアテネ


  2. 4日目
  3. アテネ→リアノクラディ

  4. リアノクラディ→テッサロニキ


  5. 5日目
  6. マケドニアの栄光


  7. 6日目
  8. ビザンティンの影


  9. 7日目
  10. テッサロニキ→ゲヴゲリヤ

  11. ゲヴゲリヤ→ヴェレス

  12. ヴェレス→スコピエ

  13. スコピエ→プレシェヴォ

  14. プレシェヴォ→ニーシュ

  15. ニーシュ→ベオグラード


  16. 8日目・9日目
  17. 白い街


  18. 10日目
  19. ベオグラード→ノヴィ・サド

  20. ノヴィ・サド→スポティツァ

  21. スポティツァ→ブダペスト


  22. 11日目
  23. ブダ


  24. 12日目・13日目
  25. ペスト



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