東四国鉄道旅行(6)

海部行き普通列車(牟岐駅)(1)
牟岐→海部(牟岐線)

 しばらくしてホームに入線してきた列車は、特急「むろと」のトレードマークをつけたキハ185系の2両編成だった。だが、この列車は海部行きの普通列車なのである。外見はもちろん、内部だって特急仕様だ。少し得した気分になる。
 12時9分、列車が出発する。長いトンネルを1つ抜けると内妻川の河口が見え、ここからは短いトンネルと海岸が交互に現れる。この辺りは八坂八浜と呼ばれ、岬と入江が交互に並ぶ複雑で美しい海岸線になっている。列車は海岸線に沿って鯖瀬を過ぎ、浅川湾を奥へと進む。

 牟岐線が牟岐まで延伸したのは昭和17年のことだが、牟岐から海部まで延伸したのは、それから30年以上経った昭和48年のことである。そして延伸から30年以上経った今日、この区間を行く乗客の数は数えるほどしかいない・・・。

 浅川からは内陸に入り、阿波海南を過ぎると、海部川に架かる長い橋を渡る。そして12時25分、牟岐線の終点・海部に到着する。

続く
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