信越ぶらり旅(6)

冠着-姨捨間
松本→長野(篠ノ井線)

 松本電鉄からJRに乗り換える。14時24分、長野行きの普通列車に乗る。しばらくは、梓川と山々の間に挟まれた盆地の中を走る。明科を過ぎると、20パーミル以上のきつい勾配を上りつつ、立て続けに長いトンネルを抜けて、西条に停車する。
 西条からは平坦な高原を走り、坂北聖高原の順に停車する。冠着からは、再び急勾配を登って冠着山を超える。眼下には善光寺平の素晴らしいパノラマが広がる。やがて列車はスイッチバック線に入って、15時5分、姨捨に到着する姨捨駅は本線から高い位置にあり、普通列車は本線から分岐して坂を上り、ホームに停車するのだ。普通列車が停車している間、下の本線を特急列車が通過してゆく。音だけは聞こえるが、その姿を見ることはできない。15時9分、列車が発車する。しばらく逆走して坂を下り、本線に戻ると再び前進する。
 上りと同じように勾配のきつい山道を今度は下り、稲荷山に停車する。もう善光寺平に入ったのだ。やがて右方向から迫るしなの鉄道と合流し篠ノ井に到着する。列車は広い盆地の中を疾走し、川中島安茂里を通って、15時38分に長野に到着する。ホーム上の駅名看板は、やはり善光寺をバックにしていた。

続く
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