シルクロード鉄道旅行-第7弾(タシケント→ブハラ・ウルゲンチ)(8)

N56列車(タシケント駅)
タシケント→サマルカンド(N56列車)

 タシケント駅で地下鉄を降りる。駅に入ると、そこにはウルゲンチ行きのN56列車が既に入線していた。この列車、先頭から最後尾まで全て同じ種類の車両に見える。私の乗るのは2号車だが、なぜか先頭車両である。中に入ってみると、4人用のコンパートメントだった。この列車には1等車が無さそうだ。エアコンは装備されていないので、車内はとても暑い。夕方でなければ、とうてい耐えられないだろう。

 18時10分、列車はタシケントを出発する。車内放送からは、ウズベキスタンの民謡と思われる音楽が聞こえてくる。昼間は太陽が容赦無く照りつける広い大地も、日暮れの時を迎えている。タシケントを一歩出てしまえば、光を放つものは辺りに見えない。19時10分頃、シルダリヤを渡る。シルダリヤを渡るのは、今回の旅だけでも3度目だ。
 19時50分、ギルスタンに到着する。ギルスタンを出発すると、窓の外は闇に閉ざされる。同室の乗客達がコンパートメントのドアを閉めてしまっているので、照明の無い部屋の中も真っ暗だ。私も寝ることにしよう。

 そうは言っても、列車が駅を発着するのは気になるものである。列車はハヴェストに20時25分、ジザクに21時35分に到着する。ほぼ予定通りだ。そして、23時20分にサマルカンドに到着する。闇の中に巨大な駅舎が浮かび上がっているのがおもしろい。しばらくして、機関車が連結された振動をはっきりと感じた。私が乗っているのは先頭車両だからだ。これまで列車を牽引してきた電気機関車に替わり、ディーゼル機関車が連結されたに違いない。

続く
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