シルクロード鉄道旅行-第6弾(アルマティ→サマルカンド)(5)

越境直後(ウズベク側)
4日目

サリーアガチ→ケレス

 列車がサリーアガチに到着すると、部屋の窓の日よけもドアも開けられ、部屋はたちまち明るくなる。乗客は全員起き出し、車内がにわかに慌しくなる。
 車掌さんが乗客のパスポートを回収して係官に渡すと、その後は何も聞かれることも無く、税関のチェックも無く、こちらはすることがなくなるのだが、この駅で降りる人以外は車外に出ることも許されない。

 待つこと約1時間30分、出発予定時刻の7時50分になっても私のパスポートは戻って来ない・・・。単に乗客数が多いから時間がかかっているだけなのか?それとも何か問題があるのだろうか?
 8時過ぎ、ようやくパスポートが戻る。見ると、ちゃんと出国スタンプが押されていた。8時6分、列車は16分遅れで出発する。

 国境地帯は普通の住宅地放牧地になっていて、以前に越境した中国・カザフスタン国境のような広い緩衝地帯や見張台は見当たらない。やがて列車は細く蛇行した小川を渡る。川の両岸に鉄条網が張られているのが見える。この小川が国境のようだ。ちょっと拍子抜けした気分になる。かつては緊迫していた旧中ソ国境と、ソ連が分割されて生まれた国境とでは、その様相が全く異なるのだ。

 越境してまもなく、列車はウズベキスタン側の国境の駅ケレスに到着。時刻はウズベキスタン時間(カザフスタン・アスタナ時間-1時間、日本時間-4時間)で7時22分だ。

続く
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