ときわ路鉄道旅行(14)

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大津港→上野(常磐線)

 ホテルからタクシーに乗り、大津港駅に戻る。13時25分、水戸行きの普通列車で出発。南へと伸びる平坦な海岸線が続く。磯原の手前で、線路と海岸の間に川が現れる。海が砂に遮られたように見える面白い風景だ。次第に海は遠景に遠のく。13時41分、高萩に到着。ここで下車する。
 高萩でしばらく待ち、13時50分、スーパーひたち38号で出発。列車は日立・大甕・多賀などの工業地帯を通って南にひた走り、那珂川を渡ると水戸に停車。水戸から始めたときわ路の旅は、ここでその円環を閉じる。
 列車はさらに南下を続ける。2日前、曇天の下でくすんで見えた常陸の大地は、今は強い西日に照らされて本来の色彩を取り戻している。列車の真っ白な車体が、黄金色の稲穂の中を突き抜けて行く。
 取手を過ぎて利根川を渡る。ここを過ぎれば、東京までは目と鼻の先である。私にとって、ここは日常と非日常の転換点だ。旅の気分は、今ゆっくりと眠りにつく。また旅に出る日まで。
 15時35分、列車は上野に到着。終着駅にふさわしい行き止まりのホームで、乗客を降ろした列車が一息ついている

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大津港~上野


磯原


水戸


取手

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