ときわ路鉄道旅行(11)

菅谷→いわき→湯本(磐越東線・常磐線)
菅谷駅に着いた時には空に西日が強く照る良い天気だったのだが、列車を待つ間に空はたちまち厚い雲に覆われ、肌寒くなる。
15時48分、いわき行きの列車




いわき駅に来たのは2度目だが、駅前に出るのは初めてだ。少し早いが、駅前で夕食を済ませてしまう。再び駅に入り、今度は常磐線のホームへと向かう。そして17時34分、大音量の『ます』に見送られて水戸行きの普通列車


湯本は、古くからある温泉街だ。温泉旅館の建ち並ぶ一画に入ると、硫黄の臭いがほのかに立ち込めてくるのがわかる。とある温泉旅館に入り、湯に浸かる。久しぶりに味わう高温の硫黄泉が全身を包む。湯から上がって時間が経ってもポカポカする。今晩も良く眠れそうだ。
続く
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この記事へのコメント
いわきのような都市に近いところに硫黄泉が湧いているので、びっくりします。最近では「ハワイアンズ」が有名ですが、湯本のような古い温泉街もいいですよね。