ときわ路鉄道旅行(1)

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1日目

上野→水戸(常磐線)

 階段を一歩一歩ゆっくりと下りて行く。階段を行き交う人の姿は無い。下りた先にあるホームにも人影はまばらだ。ここが周囲の喧騒から遮断された特別な場所に思える。乗り換えるために再度改札口を通らねば行くことのできない在来線の特急ホームは、今ではここ上野駅でしか見られないと思う。
 だが、特急列車が入線するとその静寂は破られる。到着した列車から大勢の人々が降りて来る。列車は車内清掃を終えた後、勝田・高萩行きの「フレッシュひたち」5号になる。空席の目立つ車内に入り、出発の時を待つ。

 7時30分、列車は出発。平日の朝、通勤客でごった返す都心の駅を通過する度に、自らのささやかな「特権」(単に1日だけ平日に休んでいるだけなのだが)を意識する。列車は金町を過ぎると江戸川を渡って千葉県に入り、松戸・柏を通って利根川を渡り、取手に到着。いよいよ茨城県に入る。
 列車は野山や田畑が広がる風景の中を、吹き付ける風に逆らうように北へと疾駆する。土浦・石岡を経て友部に到着。ここで水戸線に合流する。進路を東に変えた列車は、偕楽園の前を通って水戸に到着。8時48分。

続く
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上野~水戸


上野


水戸

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