立山・黒部 水流紀行(7)

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立山→寺田→新魚津(富山地方鉄道立山線・本線)

 立山駅から富山地方鉄道立山線に乗る。17時12分、富山行き普通列車が発車する。列車が駅を出ると、すぐに常願寺川を渡る。常願寺川は、このすぐ下流で称名川と合流する。そして列車は常願寺川の渓谷に沿って西へと進む。
 やがて列車は北向きに進路を変え、岩峅寺に到着。ここで不二越上滝線と分岐する。立山線のホームからは隔たった不二越上滝線のホームには、白とグレーに茶色のストライプが入った列車が停車している。この列車に乗っても月岡や不二越を経由して富山に行けるのだ。
 岩峅寺を出ると、常願寺川からは離れて富山平野の田園地帯ををまっすぐに北上する。すっかりやんでいたはずの雨が再び降り始める。17時54分、寺田に到着した時には雨は土砂降りとなっていた。立山線はここで終点となり、本線に合流する。この列車は本線を西へ向かうので、私は本線を東へ向かうために、ここで下車する。本線を東へ向かう宇奈月温泉行きの普通列車が、線路を挟んで反対側のホームに到着。途中の通路には屋根も無いので、乗り換えの乗客達は猛ダッシュするが、それでも全身ずぶ濡れになる。ずぶ濡れになったのは、この日だけでいったい何度目だろうか・・・。
 17時56分、宇奈月温泉行き普通列車が発車する。まもなく上市に到着。どういうわけか線路はここで行き止まりになっている。だから、全ての列車はここで進行方向を変えなければならない。上市を出た宇奈月温泉行き普通列車は、いったん東へ向かい、そして分岐して今度は北へと向かう。中滑川の手前でJR北陸本線と並走する。雨は小降りになる。
 ところで、座席の横には「テレビ音声」と書いたスピーカーが備え付けられている。だが、スイッチを入れても何も音がしない。車内で利用してそうな人もいない。何のために・どのように使うのだろうか?
 そうこうしているうちに、新魚津に到着、18時31分。JR魚津駅に隣接している駅なのだが、JR駅に比べて随分侘しい感じがする。不思議なことに、中滑川や電鉄魚津などJR駅と接続していない駅は比較的立派なのだが、滑川や新魚津などJR駅と接続している駅の方が侘しいように見える。いろいろと謎の多い鉄道である。

続く
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立山~新魚津の全体図


立山~岩峅寺


寺田~上市


新魚津

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