三陸縦断鉄道旅行(八戸→仙台)(18)

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松島海岸→仙台(仙石線)

 松島海岸駅は非常に混雑していた。ホームに人が溢れ、移動することさえ困難である。15時13分、仙台・あおば通行きの普通列車がやって来る。今度は「仮面ライダー」の描かれた列車だ。だが、それを楽しむ余裕は誰にも無い。何しろ、この大人数が乗り切れるかどうかが問題である。しかし、意外にも全員が無事に乗れてしまった。列車が空いていたからに違いない。
 列車は、東北本線と時に交差しつつまだ並走している。この辺りは山が海に迫っているからだ。浜田湾の南部でようやく分岐する。本塩釜を過ぎると海が見えなくなる。三日間楽しませてくれた三陸の海ともこれでお別れである。仙台に近づくにつれ、沿線の住宅の密集度が増してゆく。そして陸前原ノ町の手前で、とうとう地下に潜る。15時50分、仙台に到着。私達はここで下車するが、列車は1駅先のあおば通まで行く。
 私は10年以上前に仙石線に乗ったが、その頃は地下区間も無かったし、あおば通駅も無かった。ただ、仙石線ホームが、他の路線のホームと離れていることだけは変わらない。三陸縦断の鉄道の旅は、こうして都会的な雰囲気の中で終了する。

 仙台と言えば、牛タンだ。旅の締めくくりとして仙台駅の「牛たん通り」に行く。案内人はもちろんnb。彼の一番のお奨めの店は、やはり混んでいた・・・。時間も無いので、二番目のお奨めの店へ。店内には焼けた牛タンの香ばしい臭いが漂い、食欲をそそる。「牛たん定食」が運ばれて来る。塩・胡椒で味付けした牛タンの焼肉に、ご飯・スープが付いている。牛タンが美味しいことは言うまでもないが、歯ごたえも十分だ。食べ終わった頃には、顎が疲れてしまった。

 この後で盛岡へ向かうnbとは仙台で別れて、私は一人東京に帰ることに。「やまびこ」192号に乗る。17時2分、発車。
 自宅近くのバス停に着いた時は21時を過ぎていた。見上げると大きな満月が夜空に輝いている。月はどこで見ても同じ月なのだけれど、三陸で見たあの月が懐かしくなるのはなぜだろう?

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松島海岸~仙台


浜田湾・本塩釜


仙台

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この記事へのコメント

2006年09月18日 22:07
こちらでは、はじめまして(でしたよね・・・?)
ブログ拝見させていただきました。
日本三景は、宮島、天橋立と行っていますので、残り一つ、松島にも行きたいと前々から思っております。今回、なんとなくイメージが出来ました~♪
牛タンも本場のものは美味しいのでしょうね・・・
お腹空いて来ました・・・アハハ…(^∀^;)

それにしても、今、仮面ライダーが描かれた列車があるのですか・・・ビックリです。
2006年09月22日 01:39
こんばんは。
仙台の牛タンはもちろん美味しかったですが、気仙沼の秋刀魚も最高でした。松島に行かれた際は、ぜひ足を伸ばしてくださいね。

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