シルクロード鉄道旅行-第2弾(上海→敦煌)(9)

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蘭州→敦煌

 列車が蘭州を出ると夕食(またもカップラーメン)を食べ、それが終わると早くも横になる。列車の寝台に慣れ、旅の疲れもたまっているせいか、すぐに夢現の状態に。河西回廊を走る喜びをかみしめつつ、意識が遠のいてゆく。列車はその間に武威・金昌・張掖といったシルクロードの要衝を通って、北西へと駆け抜ける。

 目が覚めると、窓の外は前日の曇天が嘘のような晴天だ。そして地上の景色も一変して、目の前には砂と山しか見えない。7時14分、嘉峪関に到着。予定より約40分遅れたままだ。嘉峪関を出てまもなく、万里の長城を横切る。数ヶ月前、嘉峪関の城壁の上で列車が長城を横切るのを見たばかりだが、今度は自分がその列車の中にいるのだ。長城の外の世界に、今初めて踏み込んで行く。
 しばらく砂の海が続き、わずかな間だけ島のような緑のオアシスが出現し、そしてまた砂の海。こうした景色が繰り返し現れる。疏勒河を渡る。この辺りでは唯一の大きな川だ。
 列車のスピードが落ちてきた。周囲には町らしきものは何も見えないけれど。案内の放送も流れる。丸一日半を共にしたT52特快列車ともお別れする時が来たのだ。10時45分、敦煌(※)に到着。結局、予定より約1時間遅れで到着したことになる。
 ホームに降りて深呼吸。久々の野外の空気を吸う。早く敦煌のホテルに入って、ほっと一息つきたいところだが、まだまだそうはいかない。

(※)2006年3月の敦煌鉄路の開業により、上記「敦煌」駅は元の名前である「柳園」駅に戻ったそうだ。どういうことなのか?詳細は次回に触れたい。

続く
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蘭州~敦煌


敦煌駅

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