シルクロード旅行-番外編1(上海→嘉峪関)(14)

画像
浦東

 上海城から北へ歩く。延安東路を横切って、さらに北へ。前に上海に来た時は仕事だったので、街を歩く時間があまり無かった。行き交う人々の様子、家屋や商店の雰囲気、騒音など街の空気は、やはり歩いてみないとわからない。
 再び南京東路に出て、河南中路から地下鉄で陸家嘴に戻る。時刻はもう夕方、昼間はあれほど大勢いた人々が姿を消している。陸家嘴駅の近くに大きく聳え立つ金茂大廈へ行く。金茂大廈は、高さ420m以上、地上88階建ての超高層ビルだ。その中の大部分はグランド・ハイアット・ホテルだが、最上階は観光用フロアとなっている。地下1階から直通の高速エレベーターに乗る。覚悟してはいたが、やはり耳が痛くなる。天気が良くないのと日没前という悪条件が重なり、88階からの眺望はあまり良くない。だが、54階から吹き抜けになっているというビルの中央部分を覗き込むと・・・厚いガラスで覆われているとは言え背筋の凍る思いだ。

 ホテルに戻って夕食を済ませた後、再び浜江大道に出る。浦東の建物群の夜景が素晴らしい。だが、対岸のバンドの夜景はそれを上回っていた。それぞれの建物の風格ある形が闇に浮かび上がる。それらを一望できるという点では、バンドに行くよりも対岸の浦東から眺めた方が良いと思う。そしてこの夜は、ホテルの部屋に戻ってからもバンドの夜景を満喫することができたのだ。照明を消して窓のカーテンを開け、ソファに体を埋めて闇夜に浮かぶ光の造形に見入る。上海・蘇州・嘉峪関の風景が走馬灯のように頭の中をよぎる。このまま夢から覚めたくないのだが、無情にも旅の最後の夜は更けてゆく。

目次へ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

nb
2006年02月10日 01:43
今回の旅の風景はどれもすごいね。圧巻。
スケールがでかい。

この記事へのトラックバック